2011年4月10日日曜日

地熱発電のこと、教えてもらいました


仙石原、星の王子さまミュージアムが、
すぐそばにあります。
静かな山の自然。風が渡ります。
山の下の桜は八分咲きかなぁ。
父とよく過ごした場所です。

ぐるぐると、地震のことや
原発事故のことが頭の中をまわります。
自粛とか、日常とか、
そんなことはあえて考えることもできない。

やっぱり、私自身もショックを受けているんだと思います。
勿論、私たちが元気で居なければいけないということをわかった上で、そう言っています。
生まれてはじめて、原因不明の結膜下出血で眼帯をしてしまった私。

桜月流の門下の者たちの中にも、最近、体調を崩す子たちが多くいます。
家族や知人、友人が、被災してしまって…その心配と心労が、
ここへ来て体調に現れているのかもしれません。

私は剱舞をする者なので、やはり、ツルギを振ると心がおちつきます。
ツルギを持って舞うと、風になってゆくような心持ちになります。
それが、私自身の癒しの方法です。
自分を調える…。技芸の中には、そういう力があります。

私は、やっぱり原発のことが気になります。
原子力発電以外のエネルギーに変えてゆきたいです。
生命の危機をおかしてまで、電気を手に入れても仕方がない。
時間とお金が例えかかっても、安全なエネルギーを大切に分けあって使いながら生きてゆきたいです。

ここに、田中優さんと小林武史さんの対談をご紹介します。
http://www.eco-reso.jp/feature/love_checkenergy/20110318_4983.php


cafe松風窓で、桜月流の映像をずっと撮影してくれているコンプさんと話て、
「田中優」さんなる存在のことをお聞きし、私はその人にとても興味を持ちました。
原発、今後の電力、エネルギー開発について語っておられます。


コンプさんは、ご自身でエネルギーのことを既にたくさん調べておられました。
ちゃんと、自分で情報収集なさっていて、とても立派なことだなと感じました。
例えば、同じ火山国であるアイスランドでは、地熱発電が盛んだそうです。
この国では、自然エネルギーで電力の70%をまかなっているのだそうです。
クラブラ地熱発電所というフニクリフニクラみたいな名前の発電所では
2基の高圧タービンが60MWの発電を作っています。

そのタービンは三菱重工製。
日本は地熱開発でも
最先端の技術を持っているのです!

でも、今の日本ではその地熱を使えない…。
その理由などを、
田中優さんが対談で教えて下さっています。



情報が多すぎて、
取捨選択するのが
難しい時代です。

でも、レイチェルカーソンが
言うように、
知るより、感じろだと思います。

感じる力を
忘れてはいけない、のです。

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