2012年8月31日金曜日

冒頭の私のVoice 歌 - 桜月流 -

作曲DAY。


私のVoiceを創作し、その上に動きをつけてゆく。
冒頭、幕開けのシーン。



イレーナのイメージ図。すごく綿密に考えるタイプ。




和ロウソクの火と、お香。



非常に美しいシーンとなるはず。



古心流のお家元のお香を感じたあと、
私たちのフィーリングは、非常にクリアになったのかもしれない。

お香は、薬だなぁ。

今日はブルームーン。
東京、曇り気味だけど、見えるといいな。

佐治晴夫先生の講演会 in 奈良






「見えない時間・聴こえる時間」
ダライラマ14世との対話の中から
2012年9月1日(土) 15:00開演
会費 (軽食付・定員80名) 大人 2000円 大学生以下 500円
会場 岡本寺 遍照殿 にて
予約 0744 -54 -2509
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私は伺えないのですが、きっと素晴らしい講演会だと思います。
先生は、先日の舞台にも駆けつけて下さいました!








いつもありがとうございます!


明日はブルームーン!
見ると幸せになると言います。


古心流 「名月香」のお香席に出ました!

今日は、
古心流のお家元 無何有庵秋峰先生のお邸で
香席に参加させて頂きました!


美しい香炉。
宮本武蔵も、心を落ち着けるために戦いの前には
このような香炉で空焚(そらだ)きをしたと
お家元がお話しして下さいました。

どん香りを聞いて、出かけたのだろう。


床の間には、盤もの。
今日のために特別にしつらえておいてくださいました。



ひとつは葵祭の盤。


もう一つは、鵜飼の盤。


江戸時代には、こんな風に盤もので
香りの当てっこをして、勝った者が盤の駒を進ませ優雅に遊んだのです。


香席で用意される組香でも、一炉目とニ炉目の香りが同じか違うかなど
当てる遊びをします。
でも、お家元はいつもおっしゃいます。
香りは、感じるもの。物語や風景、情感を思い浮かべるもの。
その香りを当てた当てないというのは関係ないと。

それより、その香りをどんな風に感じたか、その方が大切なんだと。




今日、お家元が準備してくださったのは「名月香」。
お月さまのお香遊びです。

月にウサギがいるという説話はインドから渡ってきたもの。
その話が日本では、今昔物語の中におさめられています。

簡単にご紹介します。
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神様がこの世に降りてこられ…人の姿に変装されました。
そして、猿、狐、うさぎに、お腹が空いたから何かとってきて
欲しいと言います。
猿は木の上にある食べ物を。狐は動物を捕まえて持ってきます。
しかし、うさぎは野山を駆け回ったけれど何もとれませんでした。
うさぎはとても弱い動物だったからです。

うさぎは戻ってきて、神様である人に言いました。

「どうぞ火を焚いてください」

そして、うさぎは焼かれた火の中に入り
「どうぞ、私を食べてください」と、言いました。


神様は、その心の優しいうさぎを深く思い…
月にあげて、永遠に幸せに暮らせるようになさいました。
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今日の組香は、この物語が主題です。
哀しく美しいストーリーです。

この組香には決められた遊び方があるのです。
それに従って、香席が繰り広げられます。


まず、「月」という香が、まず試みに試香されます。
そして、本香として、2つの炉がまわってきます。

その一番目の香と、二番目の香のどちらかが
先に試香した「月」であるはずなのです。

香りを聞いて、楽しみ、想像し、遊んで。。。
そして、その答を和紙に書きます。

ひとりひとりに、筆と墨が渡され、それで書き記します。



それは、それは美しく優雅な遊びです。
心が癒されます。

私の試香は、遠くからほのかに寄せてくるようなぼんやりとあたたかな
お月さまので。あぁ、もっとずっとそばにいたいと思うような「月」の香りでした。

そして、本香がはじまると…
なんと一炉目の香りのいとおしいことでしょう。
先ほどのお月さまが、ぐんと近くにこられて私のそばへ
寄せてきてくださったようです。

香は、3息か5息、聞きます。
私は、私の次のイレーナにはやく渡してあげなければと思いながらも
重々ゆっくりと、この炉を5息聞かせていただきました。

離れ難い香りだったのです。

でも、まさしく是は、先ほどと同じ「月」の香り。
これは、試香同じ「月」だとはっきりと感じました。

その後、ニ炉目がやってきました。
これは、これは、先ほどの香りと全然違う。

火山のような、炎のような、少し苦みのある香りでした。
強く火を感じる香りでした。

だから、これは、「月」ではない。
そのことを、和紙に手順に従って書き記しました。




本当に美しい時でした。


これらの香木はお家元が全て選んでくださった香りです。


いつもお美しい黒須先生。
宗家代理という最も最高位の師範の先生です。





お家元と、パチリ!



本日の香記です。美しい。



2012年8月30日木曜日

誕生日の会

イレーナが作ってくれた アボガドAND シュリンプのカクテル!



スパイスが効いてて、りんごも隠し味されててダッチ風!




実は松木くんのバースデーをイレーナが企画してくれて
パーティーになったのだ!


イレーナは歌のプレゼントまでしてくれて。




相澤ちゃんからケーキを作ってもらったり。



紙風船飛ばしたり。




手作りのものたくさん!



スペシャルイブニングでした!
イレーナの温かい心遣い。
日本人サイド、全員感激でした!





2012年8月28日火曜日

イレーナとの作品づくり





キャンドルは和ろうそくにする。


やっぱり、ほのおが違う。


地水火風空


振付の前に、かなりディスカッション。


GO!!

2012年8月27日月曜日

星検… またまた、 燃え尽きました。

三鷹、星検試験会場。




試験直前の机。
左上に受験票。最後の復習中。

銀河の名前、Mの位置。
恒星の色、今日の惑星の位置。
星座の位置、絶対等級の順番、望遠鏡の特性。
あーーーー。。。

もう時間がない。
I have no time!

監視官の方、登場。
13:50試験開始10分前。

「すべての本類、携帯などしまって下さい。
受験番号と名前を記入してください。まだ、答案用紙は
あけないでください。」

あーーー。はじまるーー。
問題用紙の裏から、うしかい座の図が透けて見えるーー。
うっ、うしかい座周辺で何が問題になってるのか???

頭ぐるぐるぐる。

おー、そんな間に受験番号を間違えて書いたら元も子もない。
キャスティ!キャスティ!!頼む、お前が導いておくれ。

☆キャスティとは、私のキャステルの鉛筆。


「では、開始してください!」

シュパッ。問題用紙をひるがえらせて
問1 を読む。この星座の名前は?

ナイス、簡単、かんむり座に決まってんじゃん。
私を誰だと思ってんのよ。ひゃー、簡単。
こりゃ、高得点取っちゃうかも♡♡

そう思ったのもつかの間、
赤緯問題、見かけ上の星の大きさ比較問題、海王星の特性問題、
オービターの名前問題、望遠鏡の実視界問題…。。。


ガラガラガラガラ

三級…


会場を出て、カフェですぐ何となく自分答え合わせ。
アンドロメダ銀河!!Yes!!
アルマク!!Yes!!


しかし…。
問題をちゃんと読めー!! 凡ミス2つ。
全然、意味もわからない問題4つ。
まぐれ当たり2つ。

あーー。
またギリギリラインだ。
できてるようでできてない。
わかってるようでわかってない。

あーー。
来月かぁ、結果発表。う…。

渦巻き銀河、焦点距離、天の赤道、アルクトゥールス、
アルゴル、ミラ、火星の大気圧、水星へ行ったオービター、
あぁ、見たのに、見たのに、金星の太陽面通過。
金星の方が全然太陽よりほんの小さかったもん。
あーー。頭の中がグルグルぐるぐる。

寝ても覚めても
今日も星座図がくるくる周っている、私。

もっと簡単な問題にして下さいーー。
星が大好き点を加えてくださいーー。 神谷美保子


追伸
試験後、異常に買物してしまいました。



2012年8月25日土曜日

明日は星検。。。

何にも勉強できなかった。。。
でも、受けるだけ受けてきます。。。







私の相棒 鉛筆のキャスティ。
一緒に戦ってきます、戦ってきます!!

五輪書を手に






地水火風空
イレーナ、ギンケル、松木、私。
凛ちゃん真由美さんの太鼓に、ミフィールのサックス。




細かいディスカッション。
ビデオでオランダから送られて来た動きと
サックスの音楽をチェック。
全員が集まるのは、31日。
それまで、私と松木くん、イレーナと凛でパート稽古。
カリオグラフをライブで書くシーンもあり。
繊細な稽古が必要。



七夕、ライトダウン!

旧暦の七夕。
キャンドルナイトで、ライトダウン。





今日は秘密のお客様が来たから、
フォト厳禁になってしまった。

ライトダウンで、素敵な七夕を。
ヴェガとアルタイルに祈りを込めて。

2012年8月24日金曜日

オランダから、友人が来た!

オランダからイレーナが来日。
演出家だ。


彼女と、これから「Gorin-武蔵-」を作品化する。

長旅フライトのはずなのに、来て早々、
大いにディスカッション!

飛行機の中が寒かったというので、
私はとろとろの京風たぬきそばを作ってあげた。
生姜をいっぱいすって、おネギをいれて。片栗粉でとろとろにするのです。
本当は葛がいいんだけど。
でも、これで風邪は飛びます!!


イレーナがお土産をいっぱい、くれました!


きゃー!




よっちゃんにはオールドチーズ。
松木くんにはエスプレッソマシーンたち。
相澤にはデザイングッズ。

そして、私には、ミッフィーの山+王子さま!
好きなもにばっかり!!



キャーキャー!!


ありがとう!!
明日は休みで、2日後から作品合宿です!

2012年8月23日木曜日

島田裕巳先生が、小説「日蓮」を持って来て下さった!

楽屋でパチリ!




先生の新刊は、小説です!
しかも日蓮!!
ベストセラーをこれだけ出されて、
今度は小説なんて。楽しみ!

サイン入りで、桜月流に頂戴しました!
皆で読みます!

若き日の日蓮なら…桜月流でも作品化できるかな。
会議にあげてみます!!

2012年8月22日水曜日

アロマ・マッサージで癒されたー!

山地禮子さん。
アロマテラピストで、琵琶奏者。
舞楽もたしなむ才女。


2010年、私がフランスにちょくちょく行くようになって
不眠症になり、一ヶ月半ぐらい夜眠れないという恐ろしい事態に
なった時、私を救ってくれたのが彼女のアロマテラピーだった。

今でも「スリーピング・ビューティ」と名付けた
配合がある。あの、香りを私にあわせて調合してくれ
それをベッドルームに香らせただけで…すんなり眠れるようになった。

魔法の香り!
アロマテラピーは、魔法の医学なんです!


彼女は、もう、だいたい、私の好きな香りはわかってくれているんだけど、
でもでも、どうして、香りというのは非常に複雑。
いつもは好きな香りでも、疲れや精神状態によって
全然気持ちよく感じない日もあったりする。

今日は、舞台後の疲れを癒すために
カフェ松風窓に来てもらい、アロマのハンド・マッサージを
してもらったのだ。


彼女とはもう15年来の友達。

一番最初に会ったのは、秩父宮の別邸だったなぁ。
上杉のお殿様のご紹介で桜月流 創流の記念式典に来てくれたのが
最初だった。あれから、ずっと桜月の成長と変遷を見守り続けて
くれている。

そんな彼女は読売新聞の記者だったと思ったら
着付の師範になっていて、あっという間にハイクオリティな学校で
アロマテラピストになってしまった。天然のものしか使わない。
アロマであちこち仕事していると思ったら…
結局、アーティストになってしまい。
私もビックリしているのだけれど。。。

でも、私のSOSには必ず応えて
アロマテラピーしてくれる。

彼女のお家やお店に行けば、
全身アロママッサージしてもらえるのだけれど
今日はとにかくハンド。

超、甘えて
うちの稽古場にハンドと脚のアロママッサージをしに
来てもらうこともしばしば。

もう、なぜかわからないけど
身体がふにゃふにゃになっちゃう。
内蔵も肌もすべてが活性化する。

どうして?
どうしてか、わからない。

香りは、本当に医学なんです!
今日は、ペパーミント、ローズウッド、ラベンダーを
ものの見事に配合してくれてのマッサージ。

最後の調整には、ティトゥリー、レモン、ラベンダーを。
それで、もう、とろとろに癒されました!




















2012年8月21日火曜日

ゲネの写真

八犬士登場の瞬間。




浜路姫が囚われるところ。


あの拘束具は、結構重い。

松任谷正隆さんから、届いたお花。





あ!お手伝いしてくれた辻ちゃんが、
頭の上に乗っている。





終演後のロビーで、もう一度パチリ。




私が尊敬する松任谷さん。

すごく励まされて、涙が出ました。。。