2014年10月7日火曜日

縄文遺跡で舞う「桜月流/O-Getsu Ryu」。これは縄文的思考による進化のツルギマイです!!

秋田国民文化祭の一貫の「JOMONフェスタ」の
スペシャルパフォーマンスとして、
桜月流/O-Getsu Ryuが大湯の環状列石・ストーンサークルへ
招かれました!ここは、縄文遺跡の聖地。
パワースポットなどという簡単な言葉では済ますことのできない場所です。

日没の合図と共にはじまるパフォーマンス。
写真はまだ出来ていないのですが、一枚だけあります。




これは、「コウモリ土器」のレプリカ。
桜月流/O-Getsu Ryuでは、通称、火入れ「コウモリ土偶」くん。





これは、翌日の朝刊。(秋田魁新報)



この式典、開会式には皇太子さまもご臨席であり、
秋田が熱く燃えていました!!






風がものすごい大ビュービューで、
吹き飛ばされそうなほどでしたが、
作品のラストで、ぱたっと風がやみました。



ここは、聖地なんです。
本当にいつまでも居たくなるようなところなんです。

この環状列石には、三年前の夏至の日に来ました。
國學院大学名誉教授・縄文考古学者の小林達雄先生にNHKの取材隊と共に
お連れ頂いたのです。

その夏至の日、サークルの中心石と日時計石とを結ぶ
その先に沈むという夕日を観ました。
それは言葉では言い表せぬ感動でした。


その日の夜、先生たちはストーンサークル内で
何か松明を焚いて調査してました。
私は自由にこの中にいていいと言われたので、
3時間ぐらい、普通は入れないエリアの
遺跡内のエリアで夜を過ごしていました。

すると、ある石が私を呼ぶ気がして。
その石の方へ行きました。
その石に座ると、(ちょっと横座りな感じなんのですが)
お尻がピタッとはまったのです!
ここに、昔居たのかなぁ?とかって思ったりして…。

その石と、前年に訪れていた大英博物館の『Power of DOGU』展を
見ていて。私は、その石と、ある土偶の形状と、いろんなことが符合して。
ものすごい体験を、その夜、このストーンサークルの中で
することになるのです。




その話は書くと長くなるので、今月後半に開く
「大湯の報告会LIVE」であますところなくお伝えしたいと思いますが、
とにかくすごい体験があったのです。

ここは、私に大いなるインスピレーションをくれる地。
ここで舞う作品への思いはなみなみならぬものがありました。

報告会では、作品映像も流そうと思いますが、
本当に神秘的な、聖地体験の中での舞でした。


さて、翌日。
私は、小林達雄先生、縄文造形作家の猪風来さんと共に
遺跡内での鼎談をさせて頂きました!





聖地での対談です。素晴らしかったです。
小林先生がカッコよすぎました。素敵でした。
縄文人の世界観の中心にある「円・丸」についてのお話です。
この遺跡からは第二の道具と先生が分類した実利生活に必要のないモノ
たち、土偶とか石剣(実際に切れない剣)とか…。祭祀につかったとしか
考えられないような道具たちが、たくさん出土しています。

先生は、このような記念物であるストーンサークルの空間を
劇場空間とおっしゃいます。

このVTRも報告会でお見せしますね。
もう、本当に素晴らしいお話でした。



私は、サークル状の中での舞う時に感じる感覚や、
交信する、トランスするというような感覚の話。
上記に書いた、ある石の秘密の話などを致しました。






素晴らしいひととき、あっという間の秋田滞在でありました。

報告会LIVEの詳細は、またご連絡をしますね!
ぜひ、いらしてくださいませ!!

対談後、小林先生と、パチリ!
小林先生、いつも、ありがとうございます!
ここで舞う夢を叶えてくださったのは、小林先生です。




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