2012年4月29日日曜日

今日の 美剱道場 ー胡桃篇ー

彼女は、胡桃知恵です!
身長150ぐらいかなぁ。
私より小さいです。
しかし、手が長い。

むむむ…これは堺雅人くんと一緒だなぁ。
うちの師範の松木も手が長いんですけどね。
その家系に属す種族と思われます。
さすれば、サラブレッドか?? 期待大な女の子。


小さい身体でリーチが長いというのは、
こうして正眼をした時などは、よく相手に切っ先をつけることができて
利点にもなるのですが、他のことでは悩むことも出てきます。

今日は、ケサで斬り下げた時の左手の握りに苦労しているようでした。
半身をうまくとることがポイントなのですが、
それがなかなか難しい…のでしょう。

胡桃は、くるみ。
音が可愛いです♫
名前かと思いきや、苗字。

そんな胡桃のこれからの桜月流での活躍にご期待ください!




2012年4月28日土曜日

祁答院雄貴、桜月流 KIZASHI 「八犬伝」のための撮影!

8/18(土)・19(日)
桜月流 KIZASHI
「八犬伝〜吹けよ風、呼べよ嵐」公演 決定!
ー 東池袋 あうるすぽっと ー


桜月流の若手ユニットで構成される 《 KIZASHI 》は、
まさに、輝きの兆しを持つパフォーマーたちをオーデションで
厳選して、桜月流の剱の技をきちんと伝えながらエンターテイメント作品
に取り組んでゆく場所。

祁答院雄貴は、その《 KIZASHI 》の中心メンバーのひとりです。


武家の出、祁答院家の男子。
中性的で繊細なところが、見ているだけでも美しい存在です。

しかし、この容貌に反して、彼は根性や努力、チャレンジ精神といった
実に熱のある魂を持った男の子。決して器用なタイプではないので
稽古には人一倍集中して取り組みます。根性はかなり見上げたものです。


今回の写真撮影にも、正直、苦労しました。
でも、彼の良さが滲み出てくるまで、じっと耐えて
諦めずにやり続けました。
うちは現場のテクニカルは、第一級の人たちばかりなので
要求が厳しくなります。
だから、精神的に純粋で真摯な部分がないと、
なかなか若手では乗り越えられないようなところがあります。

パッと見、華やかでさっと上澄みなとこだけでも勝負できる彼が
桜月流のようなところで本質的な部分をきちんと向上させて
自分を高めようとするのは、逆にこのような御時世には
難しいことではないかと思われますが、彼はその点でも
地に足のついた男の子だと言えると思います。
現代では珍しいタイプの男の子。しかも、美少年です。


カメラマンの佐藤さん、
デザイナーの飯塚さんのたちの力で、
これから、
メンバーの写真がレタッチされて仕上がってきます!

私もどんなにか楽しみです!
皆さんも、期待していてください!!




2012年4月27日金曜日

降りやまない桜と、三年に一度開花のバラ

桜はバラ科ですから、互いに仲間なはずです。

今日、親友がカナダに帰りましたが、
彼は白亜紀の古代海洋生物の研究をしています。
つまり恐竜の時代の生物の研究です。
その恐竜のいた白亜紀に、すでにバラの原種があったというのです!


7000万年のバラ。
そのバラの原種=バラのルーツとされる
『Rosa sinowilsonii  ロサ シノウィルソニー』。

バラの出現は、
約7,000万年前~約3,500万年前であると言われています。

そのルーツとされる原種バラが
この『Rosa sinowilsonii』。開花は3年に一度なのだそうです。
観てみたいなぁ。。。



それに対して、日本にある
『不断桜』をご存知ですか?



この桜、今月のはじめに三重県で私が観てきた桜です。

この桜は、一年に一度どころか、春夏秋冬ずっと咲き続けます!
(満開ではないけれど)

これは、コノハナサクヤヒメが、
夫であるニニギノミコトに、身に宿った子供が
不義の子ではないといこという誓(うけひ)を立てて
それを証明するための願をかけた桜とも言われています。

その願が叶って
「降りやまない桜」が生まれたのです。

桜とバラ。
古代から、人々の心を揺さぶってきた花の代表選手です。





スキンメイクってご存知ですか?

私、去年の年末から、CHIDOさんというアーティストさんに
スキンメイクをして頂いているんです。

エステとも違う、メイクとも違う。
細胞がみずみずしくなって、
10年ぐらい前の顔の状態に
お肌をデザインしちゃうんです!

CHIDOさんは、公式HPには、 1962年生まれとありました。
でも、お肌が赤ちゃんみたいなんです!!




この方です!
CHIDO公式サイト

ここ数ヶ月、超忙しくてスキンメイクしていなかったのですが
月曜日から撮影三昧になるので、急ぎ、CHIDOさんの元へ
駆けつけたのです。。。

何でーーー!?
本当に肌質がつるつるになっちゃうんです。

前日まで、潤いなかったのに。。。
それで、長時間撮影を終えたあとも、潤いが残ってる!




まま、こんな感じ。
(見てもわからないかもしれませんがーっ
自分では驚くほど、むちむちぷるんなんです!)

何なの!?
記憶だって。
記憶させるんだって、CHIDOさんは言ってました。

戻れ!10年前の私までっ。 ↓



桜月流の仲間 是近敦之くんのパフォーマンス!!

桜月流の仲間、是近敦之くん出演のパフォーマンス・ステージ♡
あと、2日です!!私は今日、行く予定です!
ずっと気になってたんですよね。
是ちゃん、最近、かなり挑戦的。楽しみにしています!





UOVO『殻の中の晩餐会』
俳優2人とミュージシャン2人によるパフォーマンスと音の響宴!!

出演: 是近敦之 川岡大次郎
いちむじん(宇高靖人、山下俊介)


場所:せんがわ劇場

〒182ー0002
東京都調布市仙川町1ー21ー5
TEL: 0333000611


前売一般3500円、学生2500円(当日は500円追加になります。)

佐治晴夫先生のレクチュア!

横浜リリスホールでのご講義。
今日のお話も素晴らしかったです!




今日は、今のシーズンにぴったりの
桜のお話もたくさん交えてくださって…感動でした!
超新星爆発による地球への放射線の影響で、
オオシマザクラは 枝垂桜になったのだそうです!!
星の影響で、枝垂桜ができた…
すごい。

円山公園の枝垂桜、高台寺の枝垂桜…
幼い頃から、京都の枝垂桜をたくさん観て育ちました。
女性らしくて、美しい。
私も大好きです!


去年、大震災直後に私は、三春の滝桜を訪ね
「花数え歌」を歌いました。




あの日、三春はを初めて訪ねたのですが
こちらの枝垂れは花のひとつひとつが小ぶりで、
何とも可愛らしいのです。


先生は、先週、福島で桜のシューレ(桜シンポジウム)の
メインスピーカーをされていらしたばかりだったそうなので
それできっと、今日、私たちにも桜のお話をお裾分け下ったのでしょう。


私にとっては、ものすごい幸運!
宇宙物理学者の先生が語る「桜」です。

普通では聞けないような切り口の桜のお話ばかりで、
本当に感激しました!




桜は、田植えの時期を知らせる大切な花。
だから、田んぼの風景の中には、大きな桜の木があります。

その桜の咲き様は、五穀豊穣の願いを込めた豊作の占いにも使われました。
パッと咲いてパッと散る桜。
この時間感覚は、田植え時期を教えるのに大変有難い指針となりました。


私も大好きな、桜の精コノハナサクヤヒメさま。
佐治先生のお言葉から、コノハナサクヤヒメのお話が出るなんて、
とてもとても感激です!感激でした!
先生から神話のお話、もっともっとたくさん聞かせてほしいなぁ。


地震のお話は、本当に真剣に語られました。
自分は、自然の分身。
自然を征服するという考えでもなく、
自然を保護するという傲慢な考えだけでもなく、
その間をバランスよくとって中庸に生きなければ。




先生は、今日もピアノを演奏されました!
フルートとの共演や、他にも音楽家の方々がレクチュアにご参加され、
先生が教える、「言葉の前に音があった!」 という
その音についてを考えさせられる構成になっていました。


楽屋で、昌志とパチリ!




そして、私もパチリ!





2012年4月26日木曜日

桜月流 の PV撮影中!

12時間撮影で。
ハードでしたが、素晴らしいアートワークになりました!













2012年4月25日水曜日

佐治晴夫先生の講演!4/26(木)横浜にて

4月26日(木)
東日本大震災復興のためのチャリティ・レクチュア
「こころという名の万華鏡」

横浜本郷台リリスホールにて、
佐治晴夫先生のご講演があります!



横浜市栄区文化センター・リリスホール(JR本郷台駅前)
チャリティコンサート付きで18:45開演
(佐治先生のお話は19:05頃からの1時間半を予定)

チケット代 前売3000円/当日3500円
お申し込み 080-5656-4539(長崎さん)

HPはコチラ ↓
http://sites.google.com/site/sesumusic/ibento-qing-bao










桜月 プロモ撮影!

佐藤拓央さんの「日日スタジオ」で
写真とPV撮影中。



構図をチェックしながら



たくさんの風を受けて。
かなり最高な…奇跡のショットもあって。
私の幸福感でいっぱいでした。



朱美も和太鼓の凛ちゃんも、撮影につぐ撮影!





女性的な二人に比べて、
相澤は武道的に一心不乱。




それを皆でチェック。


本日は七時間、撮影!!!
終了でした。

2012年4月17日火曜日

花鎮のお祭

桜が散りましたね。



昔から「木の芽どき」などとも言われて、
春の花が咲き散るころに
悪霊が人々の心身を悩ます…とされていました。

そのため桜の散る時期になると、花の御霊を鎮めて
厄払いをするお祭が行われます。

花鎮祭です。

もともとこの行事は、春に蔓延する疫病の退散を願って
平安時代に盛んに行われたもの。


奈良の大神神社の「鎮花祭」、
山桜を花神に棒げる吉野金峯山寺の「吉野花会式」。
私の育った京都にも、花笠をかぶる今宮神社の
「やすらい祭」がありました。

風が吹いて、桜の花びらが散ってゆくから…
花鎮(はなしづめ)する。

日本って素晴らしい国ですよね。

これから八重桜の季節もやってきます。
まだまだ日本の花風景は美しいです!







道場で。

ラムダと私。






男子6名、特訓稽古。

2012年4月14日土曜日

オーデション三昧の二週間

新作「八犬伝」のためのオーディション。
日々、沢山の方を拝見します。







桜月流は厳しいので。
なかなか、私たちの舞台でメインをとるのは
難しいだろうと思います。

半分決まり、半分がこれから。

先週は伊勢にいたんだなぁ。
春風に吹かれながら、ふと思いました。


ご神木や、大好きな風日祈宮。



五十鈴川のせせらぎ。



神様がお渡りになるのに乗られる白い神馬も…。


いらしたのでした。



2012年4月12日木曜日

東京インターナショナルスクールで!

東京インターナショナルスクールで、
パフォーマンス!




アメリカンスクールの子供たち、可愛い!!
私も中学受験の時、アメリカンスクールに行こうかどうか
迷ったぐらい憧れていたんですけどね。

その後、時間が押せ押せなスケジュールで桜月のワークショップへ到着。


こんな格好で、審査していると…
かなり異常な雰囲気ですね。

師範と上級生が丁寧に指導します。



若い力を育てたいです。



2012年4月10日火曜日

桜をめぐり

三重県白子の不断桜。




コノハナサクヤヒメが、誓(うけひ)をたてたことで
一年中咲き続けるという山桜。
今は満開。でも、この木は冬でも秋でも一年中、何輪か咲き続けるという不思議な桜なのです。
「桜の舞」をご奉納しました。




伊豆高原の桜は、小ぶりの桜です。
伊豆七島を見ながら、海を見下ろします。
伊勢神宮の桜は、気品があります。




式年遷宮祭に桜月流がご奉納する舞殿は、
今年、新しくなりました。
風が桜の花びらを運んできてきれます。




美しいです…。




桜は、本当に日本人に、なくてはならない花です。




伊豆高原から伊勢

これは、伊豆の堂ケ島。




満潮の時は、こんな風景ですが。
干潮になると…道が出来ます!!




伊豆のモンサンミシェルです!
伊豆でカニや金目鯛やら海鮮三昧の幸せを過ごして、
浜松からフェリーで鳥羽へ抜けてきました。
伊勢は桜が満開!
伊勢神宮評議会の先生方と打ち合わせ中です。

2012年4月7日土曜日

朝日!

朝日が来たっ!




一昨日のオーディションに始まり、来週いっぱい
桜月流「八剣伝」のオーディションが続く。

若手公演 桜月流 KIZASHI プロジェクトのメンバーを
求めているのです。

この太陽のように、日本を照らす
輝きの存在を求めて…私は真のメンバー剱士たちを
諦めずに探し続けたいと思います。

戸田朱美、相澤美千子、広瀬斗史輝、祁答院雄貴…
彼らに続くことのできるKIZASHI メンバーを育てたい。

私は世界水準の剱技を求めています。
エンターテイメントのステージであってもです。
そこへつながる若き力を見つけたい。

ダンスや歌、バレエ楽器演奏…
そういう技術に比べて
剣の技術や殺陣は、とても軽んじられている気がします。
ろくに動けなくても振れなくても知らなくても、
剣や殺陣が特技だ得意だと簡単に言う人たちがなんと多いことか。

だから、何だともいう気はありませんが
そういう現場があることは事実です。

私は、イキイキと思いっきり
美しい生命力をもった剱を振る人を探したいです。
自分自身のままで、赤裸々に真剣に真摯に
剱術に向かってくれる若き魂を探しています。

魅力的な作品を通して、
若い人たちが 桜月の真髄に触れ
剱舞の本質に迫ってくるようなパフォーマーを
育てることができたら嬉しい。

そういう者たちを育て、
共に世界の舞台で羽ばたき輝いて欲しい。


心からそう願っています。

道は必ず通じる。そう思っています。



2012年4月6日金曜日

伊豆高原で、日と月!

伊豆、大室山で歌舞。
ここは、コノハナサクヤヒメのお姉君である
イワナガヒメが祀られているお山です。

お山の上は風速40メートル。
富士山を望みながら、お鉢めぐりができるお山ですが
私は本当に吹き飛ばされる勢いでした。
あまりに風が強いと息ができません!

風が面でやってきたのは、初めての体験。
面の風では呼吸ができません。

私は何度も地面にごろごろと飛ばされ、
立つこともできず、声も途切れ舞う手も風に流れる。
命がけの…本当に吹き飛ばされても
おかしくなかったぐらいの奉納でした。

やはりサクヤヒメの姉君です。
この風のごとく強く激しい方であったのだろうと思いました。

山から降りれば…
山のふもとには、さきがけ桜。
日と桜の美しさ。




そして、静岡での会が終わる頃…
満月のお月さま。

なんと美しい。
永遠と磐座の象徴、イワナガヒメも眺められたで
あろうお月さま。

海にきらめく光を残して
照り輝いていました。



砂浜で、石笛を吹きました。
風に風が誘われて。心ゆくまで吹きました。