2012年4月27日金曜日

降りやまない桜と、三年に一度開花のバラ

桜はバラ科ですから、互いに仲間なはずです。

今日、親友がカナダに帰りましたが、
彼は白亜紀の古代海洋生物の研究をしています。
つまり恐竜の時代の生物の研究です。
その恐竜のいた白亜紀に、すでにバラの原種があったというのです!


7000万年のバラ。
そのバラの原種=バラのルーツとされる
『Rosa sinowilsonii  ロサ シノウィルソニー』。

バラの出現は、
約7,000万年前~約3,500万年前であると言われています。

そのルーツとされる原種バラが
この『Rosa sinowilsonii』。開花は3年に一度なのだそうです。
観てみたいなぁ。。。



それに対して、日本にある
『不断桜』をご存知ですか?



この桜、今月のはじめに三重県で私が観てきた桜です。

この桜は、一年に一度どころか、春夏秋冬ずっと咲き続けます!
(満開ではないけれど)

これは、コノハナサクヤヒメが、
夫であるニニギノミコトに、身に宿った子供が
不義の子ではないといこという誓(うけひ)を立てて
それを証明するための願をかけた桜とも言われています。

その願が叶って
「降りやまない桜」が生まれたのです。

桜とバラ。
古代から、人々の心を揺さぶってきた花の代表選手です。





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