2012年7月31日火曜日

八犬伝本番まであと19日!!

舞台「八犬伝」のPR映像、完成しました。
本番まで、あと19日! ツルギは美しい日本文化です。
皆さん、応援してください!



縄文ツルギサイ 聖なる太陽の衣!

純白のヘンプシルクが、太陽の色に染め上げられて
今日、到着するはず!!


これは、ミラクルミカさんが送ってくださった写真です。





まだ、写真でしか私も見ていない。。。

あぁ。
太陽の色に染め抜かれた 縄文の新しいコスチューム。

はやくこの手に触り、纏いたい。
きっと、私がなすべきことを教えてくれる衣だと感じています。

身に纏うものに我らは調えられます。
調った状態で、天に向かって技芸する時、
人は自然界と呼応して円環、循環、調和し…人は精霊と一体となる。

古代、ツルギは、天と交流するためのツールだったであろうと思います。
そのツルギを振るう時には聖なる装束が必要なのです。

火を映しこんだ太陽の スキ祈る衣。
桜月の新しい時代を象徴するようなコスチュームが出来上がりました。

さきはひのおとづれ。
感謝の気持ちでいっぱいです。








2012年7月30日月曜日

有職故実 平安装束を着せて頂きました!

にっぽん文明研究所を主宰されている神職
奈良泰秀先生が開講中の講義中に『有職故実』の授業がありました!

八條忠基先生が教えてくださる特別な装束の講義。
初心者に向けて、今回は狩衣の着方を教えていただきました!

私は桜月流で『源氏物語』を舞台化した時に
光源氏役を演じたことがある。
かの折には、桜の大君姿を着せて頂いた。

いわゆるこのような平安装束は、その時以来なので10年ぶりぐらい。
絹で織で袂が大きくて…着るも着せるも大変です。

でも、このような装束を身に纏わせていただくと
古き良き日本の情景が浮かび上がり、
少しゆるゆると優雅で落ち着いた立ち振舞いをしたいものだと思います。




もともと、源氏物語が大好きな私は、
襲の色目や、女楽、衣配りのような贅沢な平安文化が大好き!

八條先生のお授業、すごく楽しくて!!

各々、格や男女、年齢まで区別のある文様の話、禁色のこと、
絹と麻の話、そして、紐の結び方や美しいタックの取り方…。

美しく、着苦しくなく、そして、衣装を傷めないように。
『有職故実』の教えには、先人の知恵がいっぱいつまっているのです。



私はすごく不器用な人間なので、
人に御衣装を着せつけるというのは大苦手。
だから、今日はもう一年生な気持ちで一生懸命でした!




ジャジャーン!
狩衣姿に変身した私です!!平安からの旅人ですっ。ふふ。





そして、八條先生とのツーショット!
先生、ありがとうございました!

それから、右に写っておられるのは、
この授業をずっと見守っておられた奈良先生。
とてもお優しくて面白い先生なのですが
祭式のこととなると…とても厳しい…先生です。



今年のはじめから、神道の勉強をはじめた私。
奈良先生に、一から教えて頂いている私です!





奈良先生や八條先生の講義を受けたい方は下記のアドレスにアクセス!!
神道のこと、装束のこと、巫女舞実習なども教えて頂くことができます!
http://www.nippon-bunmei.jp/

2012年7月29日日曜日

『八犬伝』の歌詞を書くために館山にきています!

館山にいます!

『八犬伝』づけです。
馬琴は、沢山の裏テーマを隠して、
この物語を書いたんじゃないかな、と思います。





八房は白い犬で、
八つの牡丹の花のような黒い柄がありました。

牡丹の花は、獅子の力を封じ込める力があるといいます。
獅子身中の虫 の言葉通り獅子にも弱点があり、
それが身体に巣食うと命をも落とすという虫がいるというのです。
その虫が、牡丹の香りを好まないため獅子は夜になると
牡丹の花を求めてその夜露にあたるところで眠るのです。
獅子は牡丹の花の元でしづまり安住するのです。

普通、犬は多産の象徴的な動物であるにもかかわらず、
八房という犬は一匹で産まれてきました。
母を玉梓の化身である狼に襲われ、孤児となったものを
同じく玉梓の呪術化身である山の狸に乳をもらいすくすく育ちました。

どうして、八房には獅子封じの牡丹の柄があったのでしょう。
きっと、死の間際に母犬の祈りが残した跡だったんじゃないかと
思うのです。親は、いつも子供の身代わりになってでも子供を生かそうとするものです。神仏のご加護がきっとあったのだと思うのです。
狼という獅子から親犬が八房守るために…残した祈り、それが牡丹。

その牡丹は、八房が、玉梓の怨念によって呪術され
伏姫を貰い受けて富山の洞窟へ姫をともなって籠る時にも共にありました。



伏姫の日々の読経によって八房にかけられた呪もほどけ、
御印となっていた姫の数珠の文字も呪い文字から
以前の通りの『仁義礼智忠信孝悌』に戻った、もでした。



伏姫ろ八房は入水しとうと…洞窟を出た時に
伏姫の許嫁 大輔によって霧中、八房の流れ弾に伏姫もまた撃たれます。

その時、乙女でありながらお腹が膨らんでいた伏姫は
身の潔白を証明するために自分のお腹に護り刀をつきたて
一文字に斬り裂きます…。

すると、どうでしょう。白い気が浮かび上がり
伏姫の数珠を包んだかと思うと、その紐から八つの玉が空中にのぼり…
流れ星のように玉が流れきらめき舞うと
パッと散って散りじりに消え去ったのです。
その玉こそが八犬士であり、八犬士の兆し。

その八犬士の身に残されるしるしとして…牡丹の痣が生まれました。

気としての感応ではありますが、父性的な存在としての八房が
命の代わりに残していった牡丹の痣。
それは、獅子封じ、玉梓封じの祈りのしるし、なのです。

八つの玉が飛び去ったあと、伏姫の眼前に残ったのは浮世の月ばかり。
伏姫は、身の潔白が証明され、
これは不義の印ではなく神の結びであったのだとしめされました。

「疑いも解けたれば、心にかかる雲もなし。
浮世の月を見残していそぐ…西の空にこそ。導け阿弥陀仏」

そう言いながら、鮮血にまみれた刃を抜き捨てて、ふし倒れるのです。


何度読んでも涙の溢れるシーンです。


今回の舞台『八犬伝』のメインテーマ曲の歌には、
この伏姫が我が子八犬士たちを思い祈る心情を込めたいと思っています。

ようやく、できてきました。
劇場版なので、あとほんの少し、調整してから帰ります。








2012年7月27日金曜日

八犬伝のために作った新曲!

やっと、曲は完成!
これから、言葉をつけねばなりません。





2012年7月26日木曜日

武田幸三さんのBlogです!この8月、桜月流の舞台に出演決定!

今度、桜月流の舞台にご出演頂く武田幸三さんです!
Blogで、舞台「八犬伝」のことを書いてくださってます!

ぜひ、ご覧ください!



http://ameblo.jp/takeda-kozo/

熱い稽古!沢山の者達が辞めてゆく中で。


是近くんをリーダーに八犬士が中心に立つ物語。



桜月流は、剱がベース。
剱と身体の動きだけは、譲れない。








本当に暑い。そして、作品もヒートアップ!
武田幸三さんは「全員、ぶったぎる!」と、本気の姿勢。

あと、本番まで24日。とても楽しみな作品。
産みの苦しみはあるけれど、若い子達のパワーを
ひとつの形にしたい。

ツルギの技芸は世界に通用する日本文化だと思っています。

それを、若いうちから受け継ぎ力にしてもらいたい。
たくさんの者がいつも辞めてゆきます。
うちの稽古に残ってついて来てくれる子達には、
私たちの知恵を注ぎ込み、そして、それなりの答えを求めたい。

自分に負けないで、諦めないで、
一緒に高みを目指してくれる者を、今、必死に育てています。

桜月流KIZASHI 「八犬伝」、応援してください!




チケットはこちらから↓
http://j-stage-i.jp/ticket_choice.html


2012年7月24日火曜日

剱を手に、走る!

















これも、基本。
大切な基本練習のひとつ。



武田幸三さんと、胡桃。舞台『八犬伝』稽古場で。

今日は今回の主役のひとり、
胡桃の動画インタビューを撮ることになっていた。




稽古場では、武田さんが是近くんと手合わせをしていた。



白熱。



白熱。。。



そんな中、撮影開始!






すると…

武田さんがそーっと乱入。





二十歳の胡桃と



元ムエタイチャンピオン 武田さん



ミスマッチで、面白かった!!

2012年7月22日日曜日

ベジタブルバーガー (トーフ)とは!?

ハンバーグの代わりに豆腐!
アボガドとトマトとピリ辛サテ。



意外と美味しかったかも、ヘルシー。
10年ぶりフレッシュネスバーガーでモーニング•カフェ。

フィガロ8月号!

佐治晴夫先生の記事!
星と宇宙と女の子。 すごくいい記事です!!



2012年7月16日月曜日

木星食、ほんの一瞬だったなぁ

曇り、曇り。。。
今日15日は木星食だというのに、曇りがち。

関東で、木製食観測をしてくれるのは
厚木の子ども科学館と、千葉県白井の文化会館ぐらいなのです。

どうして、もっと、天文台という天文台が
木星食を見せないんだろう。天体望遠鏡があるのに。。。


それで、私は白井をチョイスした。
厚木は朝まで雨マークだったから。




青空。
青空はあるけれど雲がポワンポワン浮いている。




木星は月より遠くにある。その木星前を月が通過する。
それで木星があ!っと消えてしまう。

その現象が木星食だ。

むむむむ。
食がはじまる寸前に、うすーい三日月のお月さまを見ていた。
青い空に優しく白いお月さま。
そのほんの左上に小ーさな点。それが、木星。

でも、ほんの一瞬で木星と月は消えた。雲が来たから…。





仕方ない。。。

本当はこん風になってるはず、なんだけどなぁ。。。




左のそんなに高くないところには、先日の太陽面通過主役だった金星くん。
さっきのお月さまをよりほんの少しぽっちゃりした三日月。
欠けてるから、今の金星は三日月型なんです。

でも、キラキラ輝いて、可愛らしくてきれいだったな。


ちょうど、この真ん中あたりに金星くんがいます。

金星は下記の図、こんな風になっているので
三日月のように欠けてゆきます。



(群馬天文台HPより)


天文新入生の私に、東京理科大の天文研究会二年生の男の子が
とても丁寧に食のことなどを教えてくれました。
本当に助かった。高校生の光くん就職し後、
私の算数理科の先生がいなかったので本当に救世主。


11月には東京理科大で、文化祭があるそうです。
天体写真もいっぱい出すようだし、天文研究会を応援しましょう!
友達や後輩を連れて見に行ってあげないとっ!
お姉さん、頑張ってあげます☆ お姉さんは男の子に優しい。

Kくん、ありがとうね!!
すごく勉強になりました!!
星撮影、カメラのこと、また今度ゆっくり教えて欲しいです!





2012年7月14日土曜日

舞ひ歌ふ ヘンプシルクのコスチューム!仮縫い完了!

フィッティング!
何という美しさ。。。

変幻自在とはこのこと。

本当はどんな形なのか…わからないような…
天使の羽を持つ天女のコスチュームです!!




















道場でのフィッティング。
完成は7/31。


これから、太陽の赤、炎の赤…
輝く赤に手染めされます。。。





歌う服踊る服を創造するミラクルミカさん。
心も身体も調えられるような…美しい…風をはらむコスチューム。

大麻と絹が、縦糸と横糸になり出来上がっているヘンプシルク。

地球上で今、最も美しい生地だと思う。

2012年7月12日木曜日

伊勢での仕事があり、車で亀山を通りました!
ちょっと時間があったので、ふらりとワンマン紀勢線に乗り
おとぎ話みたいな単線一両の列車にゆらり揺られました。

なんてレトロな紀勢線。



3駅だけ、往復してしまった!
フロントガラスからパチリ!

シグナルとシグナレスみたい。



列車は、このカーブもまた美しいんですよね。



あぁ。気持ちいい。。。

そして、吉永小百合さんのシャープ工場で有名な亀山へ。
その亀山には、あのカメヤマロウソクがある!
私は、通りがかり、カメヤマキャンドルハウスを訪ねた。
一度行ってみたいと思っていたのだ!!




あれこれ、あれこれ。
これは、カタログではありません。私が買ったキャンドルたち。

伝統的七夕のライトダウンのキャンドルナイト用に
キャンドルが必要なのだ。




灯りって何でこんなに心を落ちつけてくれるんだろう。。。

ここキャンドルハウスの荒木さんは、とても素敵な方!
ろうそくのこと、何でもご存知だった。
本当にキャンドルを愛しておられるんだなぁって思った。

これからもいっぱい相談にのって頂こうっと!




フェラデー先生の「ろうそくの科学」の話で盛り上がり、
随分と長い間、楽しくお邪魔してしまった!!



キャンドルって、祈りだなぁ。
何か、ゆっくりと自分を取り戻す。
これは、縄文時代に家族で聖なる火の炉を囲んでいた時の記憶なのかな。



場所:亀山でカメヤマ キャンドルを買う!!