2012年10月30日火曜日

サン=テグジュペリが残したラブレター 「恋をした星の王子さま」がやって来た!

やっと取り寄せた本が来た!

これは、サン=テグジュペリが飛行機と共に消えてしまう年の
一年前に書き残していたラブレターなんです。

20歳も年下の女の子に宛てたという手紙が
岡山の絵本館によって翻訳&出版されたという噂を聞き、
私はすぐいつもの本屋さんに相談の電話をしたのでした。

もちろん。
サン=テグジュペリ自身は、こんなプライベートなものが
後世、世に出るとは思ってはいなかったかも。
でも、詩人の愛の言葉に出会いたくて。買っちゃいました。

そして、やって来たご本が、これです!




サン=テグジュペリ
「恋をした星の王子さま 名の明かされない女性への手紙」




わぁ、挿絵がすごい!
サン=テグジュペリは、彼女へのほとばしる愛のために
星の王子さまの挿絵を描きながら書いたのだ。



可愛い♡
私なら、この絵をもらうだけでドキューンだけどな。


でも、相手彼女は、とてもつれない態度だったのです。
だけど、これって現実なのかな。
本当に彼女に届けた手紙なのかな。ファンタジーだったりして。。。

そんなことを思いながら読み進みます。
短いから、あっという間に読み終わってしまうのです。



「まだいくらでも書ける、なぜならこれはぼくの最後の手紙だから。
でもぼくは寝そべって書いているので行が傾いてゆく、
まるで酔っているように。でも、飲んだのは少々の悲しみだけ。」




電話をしてもいたためしがない.....夜にはいつもまだ帰っていない....
彼女の方からはかけてくれないし....うまくいかないもんだな!




皆さんも、ぜひ手にとって読んでみてください。
定価:1500円(税別)・A5判変型・カラー32ページ
お買い求めは:書肆亥工房 mail:ishigai@snow.plala.or.jp




2012年10月29日月曜日

そして、羽ペンをもらった!

なになに?




開けてみる。




おぉー!
羽ペンだーー!




取り出してみる。




書いてみる!!




わぁーー。




「鳥が羽を使って天を舞うように、人も羽を使って天に近づく。
すなわち、羽ペンで文字を書くことで。 -ダヴィンチ-」


ダヴィンチの言葉を思い出す。
天に近づけるかなぁ。
かなり嬉しい!





2012年10月28日日曜日

縄文。 「火を起こすこと」の大変さを実体験。茫然自失。。。

10/26の縄文ワークショップで、
私たちは堀江武史先生ご指導のもと、
「火おこし」を体験させていただきました。


ユミギリ古代発火法です!

ものすごく大変です。
堀江先生が
弓の弦に松ヤニを塗ってくださったり、
キネの長さを改良して存分に引けるように考えてくださったり、
素人にも火がつくように
物理的改良を加えてくださったのにもかかわらず...
全然、だめ。煙がたっただけです。

ちょっと気を抜くとぐらぐらに!



私は、火を起こすことが出来ませんでした。
次回のリベンジマッチとさせてください...。

12人中、火種を作ることができたのは2人。
そのうちの1人、ミンミンが火種ができて
オレンジ色の火をふーふー育てているところです。


見えますか?




拡大写真にしてみました!
オレンジ色の火種です。


さて、ここから一人前の火にすることまたまた難題!
火種を火に育てることができないのです。。。

火種を火口草にうつします。
それは、たんぽぽの綿毛みたいな、ガガイモ中身みたいな
ケセランパサラン状のものです。
それを、麻のような縄状のパサパサくんに移して、焚き火へ導きます。

しかし、そこまでいけない!
なぜなら、火種は、私たちが思っている以上に
はかなくてかそくけき存在の 微生物のような赤ちゃんカルシファなのです。

ティッシュにすぐ飛び移るかと思えば、移らない。
力がないのです。

縄文人は、マッチもライターもガスも持たずに
こんな努力をして火を起こしていたなんて...。

火を扱える人はシャーマンだし、
火を扱える集落があってもおかしくない。
本当にありがたいものであったはずです。


私はただただ、汗だくになり
ヘトヘトになり、力の加減も崩壊、
火の心をつかむ前に倒れこんだのでした。




この火 カルシファは、よっちゃんがワークショップの
最後の最後に火種から起こしてくれた 大切な FIRE 。

吉田さんは天才だ。
前世、絶対に火おこし人だったはず。
そうじゃなきゃ、火は起こせないもん。




縄文人は、すごい。
自分で火を起こして、こんな火焔土器を作って。
現代日本人には到底及びもつかない 叡智、技術、発想力、体力...。


かなわない。
縄文人に何ひとつかなわない。。。

とりあえず、茫然自失なので、寝ます。

2012年10月26日金曜日

ミント通り♡だって!可愛い!

可愛い名前!
私は、道が好きです。
歩ける限り歩きます。


その道がどこの道に続いているのかを知るのが好き。

道は、どこかに続いています。
その先を知るのが大好き。

ぐぐーっと、まっすぐな情緒のある道があると
古くからある道なんだろうなって思う。
高原の方にある、こんな可愛いストリートを見ると
手入れの行き届いた花壇とか、置物とか、ゆるゆる見ちゃう。

イチコク!? こんなとこにまで?
と国道1号線に感動したり。

富士見と名がつけば、
富士山を探してみる。

さ!急いで、縄文ツルギサイ in 江古田へ。
ダッシュ! 今日は火を起こします!!




2012年10月25日木曜日

黄色いコスモスと、夕ぐれに。。。

あぁ!
今日は黄色いコスモスの夢をみるであろう。

もう、どこまでもどこまでも続く
イエローコスモスの中を、泳ぐようにうもれながら
永遠を感じてきました!




わぁ。ふわふわです。




私はこのイエローコスモスの生みの親である
稲津先生にお会いしたことがあります。
玉川大学の先生です。

黄色いコスモスと紫のバラは、
新しく生まれた花たちの中で、私たちの心を癒しまくりますね。





今日は、ひとつヤマト歌の曲を書きました!


http://www.tamagawa.jp/features/topics/bn_200411.html





そして、夕暮れ。



堀口大学の世界だなぁ。


   〈夕ぐれの時はよい時〉

    夕ぐれの時はよい時、
    かぎりなくやさしいひと時。

    それは季節にかかはらぬ、
    冬なれば暖炉のかたはら、
    夏なれば大樹の木かげ、
    それはいつも神秘に満ち、
    それはいつも人の心を誘ふ、
    それは人の心が、
    ときに、しばしば、
    静寂を愛することを、
    しつてゐるもののやうに、
    小声にささやき、小声にかたる……

    夕ぐれの時はよい時、
    かぎりなくやさしいひと時。

    若さににほふ人々の為めには、
    それは愛撫に満ちたひと時、
    それはやさしさに溢れたひと時、
    それは希望でいつぱいなひと時、
    また青春の夢遠く
    失ひはてた人々の為めには、
    それはやさしい思ひ出のひと時、
    それは過ぎ去つた夢の酩酊、
    それは今日の心には痛いけれど
    しかも全く忘れかねた
    その上(かみ)の日のなつかしい移り香

    夕ぐれの時はよい時、
    かぎりなくやさしいひと時。

    夕ぐれのこの憂鬱は何所(どこ)から来るのだらうか?
    だれもそれを知らぬ?
    (おお! だれが何を知つてゐるものか?)
    それは夜とともに密度を増し、
    人をより強い夢幻へみちびく……

    夕ぐれの時はよい時、
    かぎりなくやさしいひと時。

    夕ぐれ時、
    自然は人に安息をすすめるやうだ。
    風は落ち、
    ものの響は絶え、
    人は花の呼吸をきき得るやうな気がする、
    今まで風にゆられてゐた草の葉も
    たちまちに静まりかへり、
    小鳥は翼の間に頭(こうべ)をうづめる……

    夕ぐれの時はよい時、
かぎりなくやさしいひと時

仕事の帰りにコスモス。まだ、咲いてた!

きれいだなぁ。


コスモス、宇宙ですもんね!

風が吹くと、さやさやさやと優しく揺れて
何とも高原のような香りを運んできてくれます。






秋の桜かぁ。
誰が考えたんだろう。






2012年10月24日水曜日

全然わからない数式 と 剱(ツルギ)

シュレディンガーの波動方程式。
全然わからなかった。




いちを、書いてみた。
書けばわかるって、白川静先生が昔、言ってたから。




でも、きれいだなぁって思うばかりで全然わからなかった。

ファインマンの物理学も、手にとった。
いちを、全巻揃っているので。
でも、ファインマン先生のシュレディンガーの項目を見ても
やっぱりぼんやりとして、全然わからなかった。

きっと、こういう宇宙の根元的な法則であろう数式は
聖書や般若心経や楽譜やバッハの音楽と一緒で
宇宙そのものを言い表している世界共通の言語のようなものなんだ。
それでコミュニケーションできる。
桜月流の目指す 剱(ツルギ)も、そうありたいと思っている。

美しい数式は...多分、そうなんだ。
宇宙を表す最もシンプルな言語的コミュニケーションツールなんだ。

でも、楽譜が読めないと西洋音楽の合奏や合唱できないし。
フランス語がわからないとサン=テグジュペリが言いたいことは
本当にはわからない。こんな感じかな、ってだけになる。


私が祖母から教えられた歌などは、楽譜がない教え方なので
同じ教えを持たない人と厳密にはポリフォニー形成できないし、
すこぶる楽譜に弱い人間にそだってしまった。
私の、この社会性のなさは、そういうモノフォニー的な育ち
のせいかもしれないーーー。 ま、仕方なし。

それで、生きられるし、
それが、自分にとっては当たり前だから。


でもだからこそ、共通言語に憧れるってところがある。
数式は、最もシンプルな共通言語、共通思考。
だから、きちんと理解できたらアインシュタインにも会えるんだろうな。

いまは、遠ーーーーく離れたところから
ぼんやりぼんやり茫漠ふわーっと、目を細めたり
望遠鏡はないかとあたふた探したりしながら、見てる、眺めてるだけ。

ま、でも、楽しいけどね!








2012年10月23日火曜日

今日のテーマ F=pVg 二刀の稽古。

今日の稽古。
軸をネジ巻きヤジロベイみたいに回転させながら、沈み浮かぶ。








今日のテーマ、浮力。 F=pVg




2012年10月22日月曜日

DAIGOさん率いる “BREAKERZ” さんと

DAIGOさん率いる “BREAKERZ” さんと
ご一緒にお仕事させて頂いています!
桜月流/O-Getsu Ryu、今日は神戸でした。
http://trend0001.blog.so-net.ne.jp/2012-10-01





明日は、伊勢神宮ご奉納のリハーサル。





2012年10月18日木曜日

大好きな 風日祈宮にも、 かけちからの稲穂

五十鈴川橋の向こうに




大好きな風日祈宮。



こちらの風の宮さんにも、
神嘗祭では懸税(かけちから、稲穂)が供えられて
祈りがこめられていた。




風のように舞いたい。






神話の中のことが、そのまま残っている日本。
素晴らしい国だな。日本という国は。



2012年10月17日水曜日

内宮 奉幣の儀 にて

昨夜の神事は、浄闇の中、
音を感ずる儀式というものでしたが、
今日おこなわれた 内宮 「奉幣の儀」は、彩りの儀式でした。




時を知らせる太鼓の音。
神宮でのすべての儀式 祭は、この独特の太鼓の音で始まる。


奉幣とは、貨幣の無かった時代に最も貴重なものとして、
絹織物=幣帛 をお供えしていたという故事に習い、
神宮だけは今も古代と同じく、
天皇陛下より幣帛が奉献される。

それが神宮に天皇陛下の御使いである勅使から届き、
そに大切なお供えものである絹を神さまにお捧げするのが
『奉幣の儀』なのだ。















正宮では、二時間ほどだったか古式の儀式が執り行われました。

ちょっと考えただけでも、
この儀式を二千年続けるのは奇跡に近いことであり
物理的にもこれを行う全ての神職さまは、行だと思います...。
大変な長時間、その儀式は続けられます。
しかも、このようなことを連日行ってこられたのが
この神嘗祭です。

私は、心底、頭が下がりました。
神宮は自分のためのお願いごとをする場所ではないので、
本当に国家の平和、国民の幸せを願って
おこなわれている儀式。

言挙げせず、とても秘されている。
誰が知らなくてもよい、
しかし、ただ、この儀式を続けること、
神話の世界をそのまま続けることが大事だとされている。

昨日、山中隆雄先生から「斎庭の稲穂」のお話を伺いました。
日本は本当にいい国。素晴らしい国です。

雨が降っているのですが、太陽はずっと出ていて
本当に不思議なお空でした。




神嘗祭 ご奉拝

22:00の内宮...

松明の火がゆらめいて
木々に影を映し出す姿。

神官の踏む玉砂利や祈りをひとつに立ち現すような動き、
きぬ擦れ、合図の奥へと遠響きするような太鼓、
正殿の奥 御簾の向こうにぼんやりと灯るろうそくと
遠く微かに聞こえる雅楽の音。

祭主さまのお美しいこと、
衣装の張りと柔らかさ。
きれいに立ってらしたです。本当に。
ひとりだけ朱色の袴がすずやかで、
麻を頭に巻いておられました。

そして、なんと星の美しかったことか。
すばるが、ぼぉっと、優しく輝いて。
白鳥やオリオンの向こう側にベガ。
真冬と真夏の星がひとつのお空に見えました。



内宮さんの正殿の景色が夜というのはありえない。
あの風の吹き抜ける門の屋根の上に星が輝いていたのは
本当に感動でした。

大切な儀式の撮影は禁止です。
許されたマスコミの方だけ。

伊勢神宮の奉納写真家
宮澤正明さんはおられたかもしれません。



2011年の神嘗祭より 宮澤正明氏の撮影されたもの。

2012年10月16日火曜日

近鉄特急で、宇治山田向かっています!

神嘗祭は五穀豊穣の感謝祭。
来秋は、二十年に一度の式年遷宮ですから、
今夜は内宮にて現社殿で最後の「由貴大御饌」が執り行われる。

ゆきのゆうべのおおみけ...

神宮の中でも最も大切だとされる この儀式。

今日、この儀奉拝させて頂く前に
伊勢評議委員の山中隆雄先生、
また、宇治神社の女性の神職の先生か
この儀式の由来などのお勉強を受けさせて頂きます。

下の写真は、こちらのHPから掲載させて頂いたもの。
通常は撮影などはできないものと思われます。

http://www.isesengu.jp/ise/story1/page13.html



2012年10月15日月曜日

伊勢神宮 神嘗祭へ

明日の晩、
神嘗祭の夜の御神事に奉拝させて頂きます。




神嘗祭について、
わかりやすく書かれたブログの記事を見つけました。
こちらの神主さまのブログもご参考になさってくださいませ。
http://ameblo.jp/hajikamijinja/entry-10668680189.html
感謝して、お参り申し上げてきます。