2012年10月28日日曜日

縄文。 「火を起こすこと」の大変さを実体験。茫然自失。。。

10/26の縄文ワークショップで、
私たちは堀江武史先生ご指導のもと、
「火おこし」を体験させていただきました。


ユミギリ古代発火法です!

ものすごく大変です。
堀江先生が
弓の弦に松ヤニを塗ってくださったり、
キネの長さを改良して存分に引けるように考えてくださったり、
素人にも火がつくように
物理的改良を加えてくださったのにもかかわらず...
全然、だめ。煙がたっただけです。

ちょっと気を抜くとぐらぐらに!



私は、火を起こすことが出来ませんでした。
次回のリベンジマッチとさせてください...。

12人中、火種を作ることができたのは2人。
そのうちの1人、ミンミンが火種ができて
オレンジ色の火をふーふー育てているところです。


見えますか?




拡大写真にしてみました!
オレンジ色の火種です。


さて、ここから一人前の火にすることまたまた難題!
火種を火に育てることができないのです。。。

火種を火口草にうつします。
それは、たんぽぽの綿毛みたいな、ガガイモ中身みたいな
ケセランパサラン状のものです。
それを、麻のような縄状のパサパサくんに移して、焚き火へ導きます。

しかし、そこまでいけない!
なぜなら、火種は、私たちが思っている以上に
はかなくてかそくけき存在の 微生物のような赤ちゃんカルシファなのです。

ティッシュにすぐ飛び移るかと思えば、移らない。
力がないのです。

縄文人は、マッチもライターもガスも持たずに
こんな努力をして火を起こしていたなんて...。

火を扱える人はシャーマンだし、
火を扱える集落があってもおかしくない。
本当にありがたいものであったはずです。


私はただただ、汗だくになり
ヘトヘトになり、力の加減も崩壊、
火の心をつかむ前に倒れこんだのでした。




この火 カルシファは、よっちゃんがワークショップの
最後の最後に火種から起こしてくれた 大切な FIRE 。

吉田さんは天才だ。
前世、絶対に火おこし人だったはず。
そうじゃなきゃ、火は起こせないもん。




縄文人は、すごい。
自分で火を起こして、こんな火焔土器を作って。
現代日本人には到底及びもつかない 叡智、技術、発想力、体力...。


かなわない。
縄文人に何ひとつかなわない。。。

とりあえず、茫然自失なので、寝ます。

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