2012年10月25日木曜日

黄色いコスモスと、夕ぐれに。。。

あぁ!
今日は黄色いコスモスの夢をみるであろう。

もう、どこまでもどこまでも続く
イエローコスモスの中を、泳ぐようにうもれながら
永遠を感じてきました!




わぁ。ふわふわです。




私はこのイエローコスモスの生みの親である
稲津先生にお会いしたことがあります。
玉川大学の先生です。

黄色いコスモスと紫のバラは、
新しく生まれた花たちの中で、私たちの心を癒しまくりますね。





今日は、ひとつヤマト歌の曲を書きました!


http://www.tamagawa.jp/features/topics/bn_200411.html





そして、夕暮れ。



堀口大学の世界だなぁ。


   〈夕ぐれの時はよい時〉

    夕ぐれの時はよい時、
    かぎりなくやさしいひと時。

    それは季節にかかはらぬ、
    冬なれば暖炉のかたはら、
    夏なれば大樹の木かげ、
    それはいつも神秘に満ち、
    それはいつも人の心を誘ふ、
    それは人の心が、
    ときに、しばしば、
    静寂を愛することを、
    しつてゐるもののやうに、
    小声にささやき、小声にかたる……

    夕ぐれの時はよい時、
    かぎりなくやさしいひと時。

    若さににほふ人々の為めには、
    それは愛撫に満ちたひと時、
    それはやさしさに溢れたひと時、
    それは希望でいつぱいなひと時、
    また青春の夢遠く
    失ひはてた人々の為めには、
    それはやさしい思ひ出のひと時、
    それは過ぎ去つた夢の酩酊、
    それは今日の心には痛いけれど
    しかも全く忘れかねた
    その上(かみ)の日のなつかしい移り香

    夕ぐれの時はよい時、
    かぎりなくやさしいひと時。

    夕ぐれのこの憂鬱は何所(どこ)から来るのだらうか?
    だれもそれを知らぬ?
    (おお! だれが何を知つてゐるものか?)
    それは夜とともに密度を増し、
    人をより強い夢幻へみちびく……

    夕ぐれの時はよい時、
    かぎりなくやさしいひと時。

    夕ぐれ時、
    自然は人に安息をすすめるやうだ。
    風は落ち、
    ものの響は絶え、
    人は花の呼吸をきき得るやうな気がする、
    今まで風にゆられてゐた草の葉も
    たちまちに静まりかへり、
    小鳥は翼の間に頭(こうべ)をうづめる……

    夕ぐれの時はよい時、
かぎりなくやさしいひと時

0 件のコメント:

コメントを投稿