2011年7月31日日曜日

ランチタイムをプロデュースする!? ちょっぴり和風のカフェごはん。

私がプロデュースしている cafe松風窓 です。
私はコーヒーが飲めない紅茶派なのですが、ここはネルドリップのコーヒーが飲める
正統派のカフェ。江古田にあります。

私は、ここを日本の素敵な文化を発信する基地的なカフェにしたかったので
「星の王子さまを読もう!」「算数理科の会」「書の会」などの学びの会や、
宇宙の話、漢字の話、縄文の話など素敵な大学教授や文化人の方々の講演会、
クラヴィコード等のアコースティックな音楽会を開いてきました。

また、映画の撮影、ミュージッククリップの撮影にも使って頂いたりしています。

そんな cafe松風窓 の次のテーマは、「食」。
心配のない、身体に優しい、ちょっぴり和風な"カフェごはん" です。

京都の食アドバイザーの岸本さんにレシピを相談して、私が食べたいモノをあれこれ試作。
この2週間は、食べた食べた、いったい何食分食べたのかわからないくらい試食しまくりました!







そんな、試食会議をいっぱいして…やっと6つのメニューができあがりました!

まずは、「酢飯の鮭茶漬け」関西風のおだしをかけて食べる酢飯のさらさら茶漬け。
これがさっぱり美味しいんです!!
小さい頃、おじいちゃんがよく夜、お寿司を買って来てくれて…。
まさに、箱に紐がかかっていてそれをぶらさげて買って来てくれるんだけれど。
でも、子供だから、夜にはもう食べれない。
それを翌朝、おばぁちゃんが、よくお茶漬けにして食べさせてくれました。
その思い出の「寿司茶漬け」をヒントに作ったメニューです!

お膳が出た後、ミニ和風デザート(=黒糖チーズケーキ、ほうじちゃのブラマンジェ、豆腐のチョコラケーキなど)
と、超美味しい珈琲or紅茶が出て来て… 850円 という流れ。
私は、とっても幸せ大満足しました! 

さて、今週からオープンした、cafe松風窓 のランチ。
プチ和風がテーマなので、12時からのランチタイムは、皆、浴衣や着物を着てもらっています!
なんだか、学園祭みたい!! それも、お祭り騒ぎでちょっと面白いcafe松風窓に変身しております!
昨日の土曜日ランチは満員で。お席が全部うまっていました!!驚きっ!
私は、あんなに松風窓が混んでいるのを、佐治晴夫先生の講演日以来、はじめて見ました。

昼間は和風のにぎやかランチ、夕方以降は落ち着いたカフェ。
なんだか、2つの顔ができた New 松風窓 です!









>

cafe松風窓
176-0005 練馬区旭丘1-75-11SUN足立ビル2階
http://o-getsu.blogspot.com/p/cafe.html

2011年7月27日水曜日

切ない夏の思い出


舞台稽古の後、落ち着いて星空検定の答え合わせをしました。


カウンターの皆が心配して、夏仕様=浴衣姿の女の子たちが、ミニかき氷をそっと届けてくれました。メロン練乳の私バージョン。美味しい…。

でも、星検の解答はもう変わらない。もう変わらないのです。


切ない夏です。

2011年7月25日月曜日

第一回の星空検定の試験会場!

今回は、桜月天文部 部長=吉田理恵、副部長=丸山亜紀子、
そして、私がこの星空検定試験を受けることにしました!



三鷹の試験会場、開場30分前に到着。
試験は、絶対に焦る心が影響します。試験会場に早めに入る、これ鉄則です。


私は、筆記のこのようなテストを受けるのは、全くもって大学受験ぶり。
ドキドキ、わくわくなのでありました!




これが、受験票です。
この検定は1級から5級までありますが、今回は第一回目ということで、4級と3級の検定のみ試験されます。
私は、もちろん4級です。何せ、星座は北斗七星とオリオン座と白鳥座ぐらいしか探せないような者ですし…。


試験会場に入り、開始まで30分。
徐々に人が集まってきます!



キャステルの鉛筆を準備して…。もう一度、問題集を復習!!

春の大三角は、アルクトゥールスとデネボラとスピカ!
デネボラは2等星。
最初にアポロが飛んだのは、1961年。
M57は、リング星雲。
イオは木星の衛星、タイタンは土星の衛星。



試験終了。
会場から出た、私たち。

部長、副部長も…共に苦戦の様子。





このふたりは、3級も併願で受けます。

10分後、泣きそうな顔で3級の試験会場へ旅立ってゆきました…。








私は、ノーマークだった恒星の直径の問題や、そんな星座の話出て来なかったじゃん!?
とか、凡ミスで北斗七星ではなく「北極星のある星座」なのに、それをおおぐま座と書いてしまったり。。。もう、ふぬけの撃沈です!!

難しい!
問題集の答えを見ておくだけじゃ、全く太刀打ちできない検定でした。







外に出てからも、益々撃沈。

3級を受けて来た2人も…
下記のような状態でありました…。





夏の星検、みごとに散ってゆきました!!!!

2011年7月24日日曜日

明日は星空検定です!



明日は午後一、三鷹で、第一回「星空検定」 が開催されます。

片手間な勉強の成果なるか。
桜月流道場稽古の前に、星空試験にチャレンジしてきます!!

2011年7月22日金曜日

天橋立から、籠神社へ

宮津方面から天橋立を渡ると籠神社(このじんじゃ)があります。
私がこの地を訪れた理由のひとつでもあります。


私はこの籠神社の奥宮を訪ねたかったのです。
奥宮の磐座西座(上宮)。





ここに来たかったのです…。

主神は天照大神、そして、奈岐・奈美=イザナギ・イザナミの国生みの神様です。
ここは、古代から続く聖地。二神は、この籠神社の奥宮の境内である真名井原に降臨せされました。

天橋立という天地を結ぶ梯も、つまりはここ籠神社の奥宮にの一部という気がします。
この場所には、霊験あらたかな真名井の御神水が湧き出ていました。
籠神社では、奥宮のことはほとんど何も書かれていませんし、宝物館もありません…。
とても秘された場所な感じです。

私は去年、この神社の夢を観ました。
それで、どうしてもここを訪れなければと思ったいたのです。
来て良かった。
そして、来た意味はこれから徐々にわかると思います。


磐座主座(上宮)には豊受大神がおまつりされています。
私のおばあちゃんがとても大好きで信仰していた神様です。






今回の京都の旅は、ここ籠神社でおしまいです。


祇園祭、下鴨神社、上賀茂神社、今宮神社のおもかるさん、
みかえり観音の永観堂、そして、八坂神社さん。
それから、義経ゆかりの 首途八幡宮(かどではちまんぐう)、仁和寺、五条、元服の池/滋賀。
そして、最後に、丹波を越えて、天橋立。そこは確かに、神様がかけた橋のある場所でした!











この磐座は日之小宮と申し、主神は天照大神であらせられる。奈岐・奈美二神は大八州(日本)の国生みの伝で有名であらせられる。当社奥宮境内真名井原に
降臨せられ、天橋立(天地通行の梯)をお造りになられた大神で、夫婦和合、家内安全、授子安産、延命長寿、縁結びの御徳が著名であらせられる。










豊受大神をお祭りするのにこの地が選ばれた理由の一つは、真名井の水という御神水が湧き出ていたからである。その霊験を今に伝えているのが、この天の真名井の水である。豊受大神のお顔は藤の花で、そのみたまは天の真名井の水との秘伝がある。

2011年7月20日水曜日

天橋立に来ています!

傘松山に登り、天橋立を一望。
この地にイザナミがいて、イザナギが天から降りてくるためのはしごがかかっていました。
ある日、イザナミが眠っていて…気がつくと。。。
そのはしごが倒れていました!
それが、生み出すに渡っている細長い陸地です。歩くと二時間ぐらいかかります。

そんな神話の世界を見降ろすと…これって、天界からの眺めってことかな。

石段の上に上がり、足を開いて前屈。
ぐぐっと足の間から、天橋立を観ると…風景が逆さま!?

どっちが空か海かわからなくなり…まるで、細長い橋が海ではなく空にかかっているかのようにみえるのです!


それがここで有名な「股のぞき」です。

天橋立ては、まさに天にかかる橋のことだったのですね。

京都駅から約2時間。初めて訪れた日本人三景のひとつ。海が見えぬ盆地の京都でそだった私ですが、ここも京都です!もう福井との県境。黒豆で有名な丹波を超えてここまで来ました。

祇園祭の翌日から来ています。
なんとか台風がギリギリ待ってくれた、風びゅーびゅーの天橋立です。

ここには、憧れていた籠神社の真名井奥宮があります。まさしく、古代からの聖地です!

2011年7月17日日曜日

祇園祭に来ています!



宵山から、山鉾巡業。
平安時代から続く雅で祈り深き祭。

疫病、邪気をはらう、この祇園祭。お稚児さんのしめ縄切りから、くじ改め、辻廻し…、今日は祭のクライマックスです。

お稚児さんのしめ繩切りは、テレビ局よりいい位置で見ました。
写真は後日に。

私が好きな山鉾は、長刀鉾、月鉾、放下鉾、橋弁慶山です!

鴨川の方面から四条通りを見渡すと、山鉾が一直線に並んでいるのが見えます。その姿も圧巻。
辻廻しをして角をきる時、この祭の中心となっている祇園のつきあたりにある八坂神社さんに祈りをこめ、お囃し方もそちらへ音楽や舞を奉納してゆかれますので、その美しいお姿が、拝見できるのです。

2011年7月16日土曜日

私の書の先生、上杉華澄さんと!


先生の両側のお作品は、ご自身のもの。
聖蹟桜ヶ丘、京王デパートのA館6階、アウラホールにて、私たち桜月メンバーも所属する書韻会の作品展が開かれています!

もちろん、蒼龍先生のお作品もご覧になれます!



7月18日(月)まで開催されています!
第32回書韻会書道展

2011年7月12日火曜日

星空検定があるのを、ご存知ですか?

これが第一回目になるという星空検定。
7/24が試験日ということで、公式問題集が出ています!
これがまた難しい!
こんなこと、皆知っているの???


この星図の中にある、この位置の星雲の名前は?
夏の大三角の★3つを、明るい順に並べなさい。
地球と太陽との距離を1メートルだとすると、太陽系の一番遠い星までは何メートルになるか?


オリオンの父はポセイドンだ! とかは、ギリシャ神話のことになるし。
月食と日食のこととか、望遠鏡のこととか、絶対等級のこととか、範囲も幅広いっ!
びっくりです!!

2011年7月11日月曜日

小田原名物、鯛めしっ!

小田原からのお土産に、鯛めしをいただきました!

私、大好きなんです。

時々食べたくなるんですけど、嬉し。

2011年7月10日日曜日

こなみ先生の番組出演!

日本テレビで、塚本こなみ先生が出演中。
有紀ちゃんから連絡が入りました!皆で日本テレビをチェキラっ!


先輩ROCK YOU!
こころ揺さぶるトゥルーストーリー

世紀の大移植女性樹木医の真実 / 塚本こなみ
2011年7月 9日



日本一の大藤の移植に成功した樹木医の塚本こなみさん。

依頼されたのは、樹齢130年の藤の老木を移植する前代未聞のプロジェクト。
藤は樹皮が弱く、移植は無理というのが定説。
運搬のため枝を切り始めると、断面が腐り始めてしまった。
他の木のように腐った部分を削り落としても止まらない。

その時、彼女だけに木の「叫び声」が聞こえた...!
物言わぬ存在と向き合い、常識を覆した女性の物語。
-------------------------------------------------------------

先生が大藤を移植された時のお話は何度聞いても涙が出ます。
このストーリーは、絵本にもなっています。
先生が樹木の心の声を聞き…

木を治すのは私じゃない。治すのは木自身。私の仕事はそれをお手伝いすることだ。

その境地に達せられた先生の途方もない愛の努力と、絶対に諦めない心。
私が心から尊敬申し上げる先生なのです….

こなみ先生はすごく優しくて、すごく厳しくて、すごく美しくて最高の慈愛に満ちた女性です。
こんな女性になりたい…そういう絶対届かない憧れを感じる先生です!
桜月流のマリアさまみたいな存在です!
 

2011年7月9日土曜日

 「日本の風土」オギュスタン・ベルグ博士の講演

多摩センターからモノレールに乗って、明星大学へ。
ベルク先生のお話を聞く為です。













私は先日、先生がパネラーをつとめられたシンポジウムのレセプションで
桜月流は剱舞をご披露させて頂きました。

私はその日、先生がお話しされた風土性(=ミリュー)の話にとても感銘を受けました。
先生と奥様は、私たちの舞をご覧になり、「とても美しい」と、言って下さいました。
とても…嬉しかったです。

その日が御縁で、私はそれから2回、先生とお話をさせて頂く機会がありました。
3.11以降、先生は日本に戻っていらして、九州から国後島までを歩かれました。
先生のご研究には東北の風土紀行を中心として行われた15年の歳月がありました。
先生の著作を拝読していると、本当に日本を愛しておられるんだなぁと思います。
現代日本人よりも日本人的思考のフランス人さんなのです。




















昔の日本人は、人やモノやコトとの間が繋がってることをもっと大事にしていたのに。
人が効率のために人を排除するような時代になってしまって…。
今こそ、風土性を大切にしなければいけません。
効率が生命より、その大切さが上回るわけがありません。

本当にそう感じさせられました。
先生の今日のお話はすごく力強かった。
今週金曜日、先生はフランスへ帰国されます。


箱根の朝

昨日は、びゅーびゅーだった風がやんで美しい朝!
気持ちいいっ。
----


コノハナサクヤ姫さまがご祭神の箱根神社にお参りして、小田原経由で戻ってきました。



夜は、久々に大学時代の友達と女子会。
何年ぶりでこのメンバーが集まった???
というぐらいの会でしたが、あまりに笑いまくって1枚の写真も撮りそびれました!
ラムダも持っていたのに…。


結婚しているのが3/4、子供がいるのが1/4。
皆が私の行く末を心配し、ウェディングドレスを着る「神谷美保子 結婚式」を開こうという話にまでなってしまいました。
その式を開催する時には、既に結婚した皆ももう一度ウェディングドレスを着て出席するそうです。
なぜなら、自分の結婚式の時は忙しすぎて、ゆっくり幸せをかみしめたり、納得いくまで写真撮影を出来なかったからだそうです。


白いドレスが似合う内に着なよ〜っ!!というのが、皆の声。


まだ、アイボリーなら行けるから!! 
パールとスアロフスキーをいっぱいつければ大丈夫だから!!
というのが、皆の声援の声なのでありました。


かなり笑いころげました!!

2011年7月7日木曜日

頼朝と義経の対面石の前に立つ

頼朝と義経の対面石。
平家討伐の兄の挙兵を聞いて、平泉から駆けつけた義経一行。
この兄弟が対面したのは今でいう三島のあたりでした。清水町八幡にある、八幡神社の奥に、二人が対面したとされる対面石がある。
今日は、この地を訪ねました。



7月7日、吹きあれる風の中…ここで兄弟が初めて顔と顔を合わせて涙したという、そのシーンが思いおこされるようで、胸がいっぱいになりました。








2011年7月5日火曜日

「つながる 家づくり展」神楽坂で明日まで 

お友達の 塚本有紀ちゃんの作品=家(フォト&手書き図面)
が出典中の建築展「つながる 家づくり」 神楽坂にて



7月1日(金)〜7月6日(水) 
11:00〜19:00
神楽坂 アユミギャラリー
東京都新宿区矢来町114


自然派な家ばかり。
私も、こんな家に住みたい…

そんな夢がひろがるグループ展。






有紀ちゃんと2ショット!















    
                         





           




有紀ちゃんの事務所
アトリエ樫 のお家はの設計の間取り図などは
全部手書き! だからぬくもりがいっぱいっ。



















この間取り図は、
有紀ちゃんがデザインして建てた家の手書き間取り図。
きゃー!素敵だなぁ。

彼女が建てた「三兄弟の家」というお家の写真もあったのですが、
ピンぼけで…あぁ!!皆さんにお伝えしたかったのに。

木と光と風…の家。こんなところに住んだら健康になるなぁ…とつくづく思いました。

縁側と広縁があって…
音楽のための防音設備も、木のぬくもりを活かしたデザインで全然重さがないし。

私も、いつか有紀ちゃんにお家をデザインしてもらうんだ!
この雰囲気+すべりだい+ぶらんこ+小さなパイプオルガンのはいる吹き抜けのリビング+縁側+屋根裏部屋
をつくってもらうことに、決めました!




こちらに映る、右の方は望月さん。
建築デザイン事務所の所長さんです。
男前なハンサムビューティ。

家を作る人の感性というものを
ガツンと教えられました。
観察眼、情緒。

望月さんのつくる家には、
玄関から奥にのびる
通り土間があったりして。
昔の京都のおばぁちゃんの家を思い出しました。

漆喰の塗り方など教えて頂きましたので
松風窓の壁を塗り替えようかと思いました!!


古民家を使ったとても素敵な
神楽坂のアユミギャラリー。
この建物を観るだけでも楽しいですよ!

ヨハンのチーズケーキ


堺くんがくれたチーズケーキ。
あんまり美味しくて…

買いに行ってしまった!
中目黒のヨハン。ご存知ですか?

30年の老舗。
無添加で、まざりけのない上質の優しいケーキです。


私は、メロウが好き。
ナチュラルより、少し黄色くて甘いのです。


ペロリです。

哲学者の先生の
お家にも
お土産に
持っていったら…
やっぱりスゴく
喜ばれましたっ。

これは
久々ハマっちゃいました。





夕方からは、
舞台の稽古。

今日はラムダがなかったので
ぶれぶれな写真の2刀です。   

2011年7月4日月曜日

パイプオルガン→ 道場 → 有紀ちゃん


暑いです!! 34度ですか…。
でも、朝、パイプオルガンを弾いていると…
教会の聖堂の中は涼しい。




















その後、道場で稽古を見ます!!
休憩の自主連時間をパチリ!












そして…夜。

友達の有紀ちゃんを
囲んで桜月食事会!

建築事務所で働く
彼女は、
ちゃんとした庭のある家
を作っています!

有紀ちゃんは
桜月流が大変いつも
お世話になっている
樹木医の塚本こなみ先生
のお嬢さんです。

松木くん、昌志は、全く、こなみ先生には頭が上がりません。
だから…そのまま有紀ちゃんにも頭が上がりません。

ということで、私と有紀ちゃんと相澤ちゃんが天下な食事会なのでした!
松木くんの自分撮りで撮影した、この写真。
「松木さんの目がうつろ〜!!昌志さん太り過ぎー!」という有紀ちゃんの言葉に
私と相澤は超同感なのでありました!

こなみ先生は、藤のプロフェッショナル。
世界一の樹木医さんです。
有紀ちゃんも、家の畑にたくさんの藤を育てているそうです。
きっと、有紀ちゃんの建てる家の庭には、美しい藤がはいされるのでしょうね。

いつか、建ててもらいたいなぁ。
と、思っている私なのでありました!!

2011年7月3日日曜日

縄文人の目になったような気がした…ストーンサークルという天文装置の中で!













夏至に剱舞させて頂いた、
秋田県にある大湯のストーンサークル。
縄文人が作って行った天体装置です。
本当にすごかった、素晴らしかったです!


























ここには、野中堂というのと、万座という2つの丸い大サークルが双方型に並んでいます。
その各々のストーンサークルの芯となるおへその石と日時計石、
そして、もうひとつのサークルのおへその石と日時計石、
この4つの石を結んだ遠い延長線の向こうにピタっと夕日が入ります!

梅雨の晴れ間とはまさにこのこと、
この時期に最高の気象条件で体感できたことは縄文チームの皆さんも皆奇跡的だったと…。




連れて行って下さった小林達雄先生も、
とても喜んでおられました。
もちろん、私も最高の喜びにうち震えました!







夏至の夕日、刻々赤く丸くなる!

















その夕日のライン上の中心位置は、
NHKさんやプロのカメラマンさんが
撮っていらっしゃるので
私のカメラの夕日はそのライン上の
ものではありません。

また、今後のテレビ番組や、
ミュージアムで披露される際には、
またこのブログでもお伝えします!

とにかく私は、
「いりにし ひむかし」を肌で実感しました。

夕日が入ってから…


夕食後、また夜のストーンサークルへ行くと…
そこは真っ暗です!電気がないのですから。
そして、空を見上げると満天の星!!
隊は日時計石の撮影などをしていて。



私はひとり
サークルの中を歩いていました。

この写真は、うすいライトを
あてて撮ったものです。
神秘的な日時計石が
浮かび上がりました。

小林先生とご一緒でなければ、
普通はこの円の中に入ることはできません。
本当に贅沢な経験でありました…。



真っ暗な中でしたが、私の目もだんだん目が慣れて来て。
私は、万座のサークルの中の、中心あたりをゆっくりと歩いていました。

すると、私を呼ぶ石が!!

…そこに行き…、その石になぜか右螺旋な傾きで座ると…
なぜか、ぴたっと私にはまったのです!(うまく説明できませんが)
そこに座って、北斗七星たちが天上をまわってゆくのをずっと見ていました。
多分3時間ぐらいだと思います。

縄文人の目になった気がしました。


ここで彼らもこんな風に風景を見ただろうと…感じました。


その後、先生が火を焚いてくださって。
ここには絶対、火は必要だと感じました。
こういう場所には火が必要です!

普通は入ることも、
火もNGなのですが、幸運でした。

北東の背景に、クロマンタ(黒又山)。
その山に向かっても石が並んでいて何かを現しています。


先生は、こうした聖なる「かんなび」山を
この空間に取り入れる形は、
能の松へと継承されてると、おっしゃいました。
このサークルは聖なるハレの空間として、
200年もかけて作られました。
自分の代だけじゃない建造物なのです。
スケールが違いますね…。

一般人は、なかなか自分の代で結果がだせなくてもよいもの
に興味をもつことができません。
そういうスパンでものの見方をする人たちは、
今となっては、宇宙物理学者の先生方ぐらいですよね。

ここからは、土偶もたくさん出土してます。小さな可愛らしい土偶がたくさん、展示されていました。
土偶の中には、板チョコの割れ目みたいのがあって。
わざわざ割れるように作ってある土偶などもあります。
それを、どんな風に使っていたのか。手のひらに乗せて、どんな風に触ったのかな。
いったい、この時代、どんな祭祀をしてたんだろう…ずっとそんなことを考えていました。


翌朝、太陽の舞を舞わせて頂きました!
すると、雲雀がやって来て、私の歌と一緒に歌ってくれました。
なんともなんとも、気持ちよかったです!

小林先生に英国のストーンヘンジにも連れて行って頂いたけれど。
この天体装置の中に入ると、波動が全然違います。
人と自然が、その装置の中でとけあう。

舞うことは、人と自然が融和するということだと思っていますが。
私は自然と向き合って立って、繋がろうとしてた気がするのです。
でも、違った。

人は自然の中にすでに含まれている。
自然界とは、人もふくまれたところの自然なのだ。
人と自然の間のところは時間的にも空間的にも連続して繋がってる。

それを誰でもが感じられる場所。聖地にはそれを感じ易くさせてくれる力がある…のだと思いました。

ハレの日に、ここで人は皆、ととのったんだと思います。
偉大なる装置です!!

この体験を、12/3、4日の東京グローブ座公演「衣川幻想」に活かしたいと思います。

大湯ストーンサークル館