1/25の昨日はバースデー♪
そんな誕生日に神楽舞の舞姫をさせて頂くという幸運が、訪れたのでした!
これは國學院大学の加冠式。
新成人30名ほどが選ばれて、装束を着ての儀式となりました。


加冠式とは、奈良・平安時代に、最も重要な通過儀礼だったそうです。
男子においては「元服(げんぷく)」、「初冠(ういかぶり)」。
女子においては「裳着(もぎ)」、「髪上(かみあげ)」。
源氏物語にも、光君の元服や、玉鬘の裳着のシーンが出てきますよね。
昔の人の成人儀式は、本当に重厚なものでした。
源義経などは、鞍馬を出て、平泉へ向かう途中、
冠親もいない中、鏡の池に我が姿を映して
自分で髪を切り烏帽子をかぶり…
「今日からは源九郎義経を名乗る」と、幼名を自分で改めました。
まだ、十二歳でした。
本当に、昔の日本人は、すごいです。しっかりしています。
大人になる決意や覚悟が、この儀式には込められている。

國學院の新成人は、
本当に恵まれた環境だと思います。思いました。
こうして、神さまの御前で、恩師の先生方を冠親として、
初冠を経験させていただくのですから。

こちらは、私もいま和歌を教えて頂いております嵐先生です。
私もはじめて参加させて頂き、
本当に絵巻のような御式で大変に感動致しました。

ご神前でのご報告のあと、奉祝の儀が執り行われます。
私は、その奉祝の神楽舞の舞姫をつとめさせて頂いたのです。

先頭の左が、私です!
これは、「豊栄舞」という神楽舞です。


新成人の皆さん、心からおめでとうございます!!
私も、この日にあやかって、もう一度元服する
気持ちで (かなり都合がいいけど) 頑張りたいと思いました。
心の中に新たな名をつけよう!
これは、てんやわんやだった、楽屋風景。

可愛い先輩たちに囲まれて、いろんなことを教えていただいてます。
大学の先生方、先輩方々、同級生の皆、いつもありがとうございます。
そして、この幸せな大学生活を支えてくれている、
ママ、桜月の皆ありがとう!!!
期末試験とレポートに追われながら
幸せなお誕生日を迎えることができた、私なのでありました。