某神宮にて三泊四日のお籠もり合宿。声が元通り、出るように回復！！

三泊四日の修行生活に入っていました。



いろんな約束事があり、一般生活からは切り離されます。

別火の生活と言って、
神社の中で焚かれた聖なる火で
調理された食事しかとることができません。

携帯やパソコン、テレビ、ラジオ一切禁止で
モバイルはすべて取り上げられます。



食事の時は一切私語が禁止で、
境内の清掃、雅楽や神職の勉強、書の写し、作法の勉強、
朝夕の禊、朝夕の参拝、正座の稽古、夜の大祓行...。

朝は4:30に起きて、就寝は23:30。

禊は、魂振りと鳥船行をしてから水をかぶります。
大声を出し、呼吸法があり...。

これが、
私の大いなるリハビリになりました。
身体はきつかったのですが、終わってみると...
肺と呼吸が完全に元どおりになって
手術前の万全な状態で歌えるようになっていました！

これは、神さまからの贈り物。
天のご采配。
私は心から思いました。

私は、鳥船を毎朝夕やってみて、
あれは、最後に空へと舞い上がる行法だと思いました。
古代の人々は飛んでいたんだと思います。
そういう振付だと直感します、しました。

合気道の大家・佐々木の将人に、
鳥船のこと、きちんとお話聞いておくべきでした。
先生が、昔「鳥船行法を一度やりに来たらいい」と
言ってくださっていたのです。
その機会を私は永遠に失ってしまいました。

禊は心身を浄化する美しい行です。
でも、ひとりではなかなかできません。
先導の道彦さんがおられて、仲間がいて
互いに声を出し合い掛け合いできるものです。

体力的に心配な合宿でしたが、
思いがけず荒療治となった幸いな時でした。
今は肺にめいっぱい呼吸しても痛くありません！
当たり前のように息が吸える有難さをかみしめています。





さぁ！これからは次回作「月のけはひ」にまっしぐらです！！
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