2011年10月3日月曜日

剱舞とオノマトペ

擬音語は、自然界の音や動物や物たちが発する音&声を
モノマネした言いまわし。「さやさや」「ザーザー」「ピーチク」「ドカーン」etc.



この飛翔す雀さんは、「ファサーッ」ですね。



擬態語は、状態や心情など、音のしないものを音によって表す言いまわし。
「ふわふわ」「ニコニコ」「のっそり」「ピタッ」etc.



大好きなエルグレコの、マリアさまとガブリエルは
「ふわり しんしん きらら」かな。


この「擬音語」と「擬態語」をあわせて、オノマトペ。
日本語は、世界中の言語の中で、このオノマトペの種類が最も多く、
しかも、とても重要。私などは、これを使用せずに話せと言われたら
とたんに気持ちが伝わらなくなってしまうような気がします。



このコスモスの「さらさら」と清楚に風に吹かれている様子。



この牛若丸の「ひらりっ」と身軽に飛び去る様。


こういうオノマトペを、自分の身体であらわそうとするのが舞なのかな。
剱舞の面白さは、ここにあるかな、と思います。

フランス語である onomatopee で、オノマトペ。
この言語そのものは変な響きですけどね。早口言葉みたいだし。

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