2011年12月17日土曜日

湖畔から 桜月先生の話

富士山の麓。


朝はマイナス10度。
夜はマイナス5度です。

白鳥が羽をやすめる光景は、なんだかおとぎ話の世界みたい。

星がいっぱい。
木々の枝に星キラキラとなっていて天然のクリスマスツリーみたい。

さっき、流れ星を見ました。
私の大切な人に、この流れ星はプレゼントしました。

ここで月食見たら、これまたすごかったろうな。
芸術家も宗教家もみんな富士の麓に集まってくるけど、
わかる気がするな。


昔、合気道の大家、佐々木将の人先生に、お聞きしたことがある。
横山大観の弟子で、『桜月』という画家さんがいた。
彼は、山中湖畔で富士山に魅せられ、芸術家としての名声も何もかも捨てて
富士山にただただ向かい、一生、富士山だけを描き続け
その生涯をとじたという。

そして、その桜月先生の描いた富士山が、これだと言って…
佐々木先生は、私に富士山を見せて下さった。
佐々木先生の道場に、その絵があったのだ。

すごかった。。。

それは、桜月流先生から託された絵だった。


そういう、とてつもない人やものを生み出す力が
ここにはきっとあるにだと思う。



これは、友人が写した写真です。




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