2011年6月26日日曜日

平泉/世界遺産登録&地球システム倫理学会シンポのレセプションにて剱舞披露!

近藤誠一文化庁長官は、私たち桜月流がパリのユネスコ本部で開催された
「文明間の対話」記念公演の際に大変なる尽力を賜った方です。
当時、ユネスコ特命全権日本大使でおられ、芸術についての様々なお話を
私たちにもお聞かせ下さいました。

今日、服部英二先生がモデレーターをつとめられる地球倫理学会のシンポジウムにも
近藤長官ご列席とのこともお聞きしておりましたので、心からお会いできますことを
楽しみにして会場に向かいましたが…急遽、パリにおいでになったとのこと!

今日が、平泉の世界遺産登録が決定する夜となるからです!

お会いできなかったのは残念でしたが、
念願の世界遺産登録ということとなれば…、こんなに嬉しいことはありません。

しかも、その平泉に昨日まで居た私なのであります!感動です。
そんな嬉しい報告の中、シンポジウムが展開されます!
(シンポジウムのことは、また後日!素晴らしいシンポでした!)

そして、庭園のむこう、歴史的な建物である貴賓館でのレセプション。


沢山のご来賓の方々がおられました。

音響席から、
出演待機者がたった1枚
パチリと撮った内輪のショット。

日本の風土についてを語られた
パネラーのフランスの
ベルグ先生のお姿が見えます。

12月の舞台「衣川幻想」は
みちのくをめぐる作品です。
平泉は、義経と弁慶の終焉の場所。

今日の演目では、「衣川幻想」の冒頭の歌で
松木くんが弁慶をイメージした長刀の舞も
ご披露しました。

平泉の世界遺産登録が決定した日。
こんな風に、かの地にちなんだ作品を
ご披露することができて本当によかったです。

まだ、鮮明に衣川や北上川、
東山や観音山の風景が目に焼きついています。

その場所の、その歴史の、その時間の中でずっと繋がっている
その自然観…その風土。それをまるごとぐるりと感じること。
人と自然じゃなくて、
「人もふくめられている自然」というものの考え方。

今日は、シンポジウムの中でそういうことの大切さを学びました。
今夜の舞は、お祝いの舞としてお捧げしました。

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