2014年5月13日火曜日

有職故実の授業で、大鎧の勉強中に。義経→衣川幻想→江古田→ひとり静…。

大鎧の勉強をしていたら、義経の話が出てきて、そこから横道に。






義経と静御前のこと調べ始めたら、もうまたもや
いつも通り、涙がとまらない…。






それで、
このことは、今度ラジオで話すことに決めた。



さて、桜月流の作品にも、義経と弁慶の物語「衣川幻想」がある。




















これは、ストーリーもの。
初演は2011年、東京グローブ座。

西行が、衣川にて義経のことを詠んだのではとも
言われているひとつの和歌
「とりわきて心もしみて冴えぞ渡る 衣川見にきたる 今日しも」
から、この奇想天外なストーリーは、展開する。




義経は、ここ高館に住まいして奥州平泉に過ごしていた。
ここから、兄・頼朝の挙兵の報を聞き、武蔵の国へと駆け上がったのだ。
その途中、義経は足立郡小川口から板橋を抜けたとある。
板橋とは、今でいうところの、練馬区旭丘のあたり。
つまり、桜月流がプロデュースする
「みつるぎカフェ」がある まさに江古田のこと。


義経の言葉に、「迅速こそ、勝利なり。」
というのがあるが、戦う時には私も心がけている言葉。

大鎧から壮大な義経の物語が展開してしまった。


この山野草、何だかわかりますか?


ひとり静、です。

義経と吉野の山で別れ別れとなった静御前が、
囚われ、頼朝の前に連れてこられて
鶴岡八幡宮で白拍子舞を命じられた時、
静御前は、義経のことを思い
「しずやしず しずのおだまき繰り返し…」と、歌舞しました。

その姿になぞらえて、名ずけられた花。
……胸が熱くなります。

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