2012年6月28日木曜日

上杉蒼龍先生の書 『古仏心』

上野の東京都美術館に、
私の尊敬する書家 上杉蒼龍先生の書が展示されていました。




道元禅師の『正法眼蔵』の巻名、第十九にある
《古仏心 》と、書かれています。


『古仏の道を参学するは、古仏の道を証するなり、代々の古仏なり。
いはゆる古仏は、新古の古に一斉なりといへども、
さらに古今を超出せり、古今に三直なり。』


…正法眼蔵、一度いつか読まねばと思いながら
今日まできてしまっている私。
蒼龍先生は、笑っておらっておられるだろうか。


調べてみると、「古」は、永遠。「仏」というのは真実を得た人。
ゆえに、「古仏」というのは永遠の真実を得た人という意味だという。


この國際書画連盟 主催の展覧は、
この後、フランス・ナンシー市にて開催されます。

お嬢さんの華澄さんは、蒼龍先生の後を継ぎ
今年、書韻会の二代目となられました。



  
手前、右が華澄さんのお作品『華』。
一番奥に蒼龍先生の『古神心』が見えます。

華澄さんは、今、私をはじめ、桜月流の皆にも
書を教えてくださっている先生。



さて、この華澄さんが率いる 書韻会の個展が近々あります!
会員 1000人を超えるという大きな書道の個展。
桜月からは、辻裕子、吉田理恵、丸山亜紀子、一宮由紀子が
出展しています。


《第33回 書韻会書道展》

◆会場/聖蹟アウラホール
(京王聖蹟桜ヶ丘駅直結A館6F)

◆会期/7月13日(金)~16日(月・祝)
10:30~19:00(最終日は16:00終了)

☆13日(金)、15日(日)は無料体験教室開催☆


華澄さんに書を教えてもらうと、
皆、書道が好きになります!
私も細く長く、続けて行こうと思っていますっ♡



       

 

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