2012年1月17日火曜日

アンデルセンの「皇帝とナイチンゲール」

私は、小鳥のお話が大好き!



いつも泣いてしまうのは…新美南吉の「去年の木」。
小鳥と毎年仲良くしていた木がいて、歌を歌ってあげていました。
また来年ねと言って、一年後戻ってくると…
その木が切られていないのです。
木の根っこに聞くと、「木は工場へ運ばれました」と言いました。

小鳥は、工場へ行きました。
工場へ行くと、その木はマッチになったよ、と言われました。
小鳥は、マッチを探しに行きました。
ある女の子の家で、マッチはありますか? と聞くと…
「マッチは全部使ってしまいました。でも、最後のマッチの火が
そのランプに残っています。」と言いました。

小鳥は、そのランプの前にゆきました。
小鳥はその火をじっとみました。
そして、去年の歌を歌ってあげました。

すると、その火はゆらゆらっとゆれて喜びました。
小鳥は、その木のマッチの火をじっと見て、
飛んでゆきました。

ーーーーーーーーーー

という話です。
もう、書いてるだけで涙でた。。。

この新美南吉の「去年木」を双璧で、
ハッピーエンドな物語のアンデルセンの
小鳥のお話をご存知ですか?

「皇帝とナイチンゲール」です!!
昨日、その影絵パフォーマンスを観たんです!
すごく、良かった!


影絵なんです。
ナイチンゲールという小鳥が、中国の皇帝のために
歌を歌ってあげるお話なんです。
これは、ぜひ、一度皆さんお読み下さい。
私の大好きな物語。

今回パフォーマンスでは、
そのナイチンゲールがダンスの中にも
投影されていて。可愛らしかったです!

私が撮影したショットのデジカメを、
さらに携帯で撮ったものがあります。

ちらっとだけ、お見せしますね。
影絵の額縁はポスターぐらいかな。
紙芝居よりは大きくて、後ろでアーティストさんが
操りながら、お話もしてくれるんです。


影絵は、SAKURAさん。
バードダンスは、夏代さん。
音楽もコントラバスとバイオリン生演奏。

Cafe 松風窓にも来て頂こうかな。

とても美しい心と、世界一美しいという歌声持つ
ナイチンゲール。今回、皇帝の役を子供皇帝という設定に
置き換えていたのもすごく良かったなぁ。

おとぎ話、寓話って、大人の心にこそ大切なんですよね。
こういう物語が、語り継がれて欲しいです。




うちにもひとり、可愛い小鳥さんがいます!
生まれて間もなくの頃の写真です♡

0 件のコメント:

コメントを投稿