
夢見るような…世界一 贅沢な講義でした!!
私は一生、この日のことを忘れることはないと思います。
佐治晴夫先生に、心から感謝します。

新刊『14歳のための時間論』、本当に素晴らしいご本!
今、私たちがこの時を生きるための、美しい指針。
今、私が生きている時間は、誰のものでもなく私のモノ。
時間は、今の今しか使えないんです!
過去の時間も、未来の時間も、今、使えないんです!
あぁ!今の今を、どう生きるのか。
それを決めるのは全部自分なのですから…。

当日 2012.1.28 14:00
佐治晴夫先生 会場にご到着!

現場にパッと、花が咲きます!

そして、今回のお客様だけに…
先生は、特別なサインを書いて下さいました。
朱印は、小野田雪堂先生がお作り下さったという『晴』の字。
一冊ずつに丁寧にサインを書いて下さいます。



実は今回は、ご本の中にある、先生自ら撮影された写真を
会場に飾らせて頂きました。
全てライカで撮影されたものです。
フィルムもデジカメもありますが、
全ては先生お好きなものたちばかり。
蒸気機関車やポルシェ。
ジャックマイヨールと見た唐津の海や、山中湖の朝日。
パイプオルガンやハイリゲンシュタットの小径を思わせる塔。
月光きらめく伊勢の海、どこまでも続く線路。
先生は、M3やM6、M6AE、M7、
一眼レフのR7、デジカメのM8、M9という
ライカ ラインナップをお持ちです。
先生には、カメラや写真のお話でも講義して頂きたいと思うほどです。



さぁ!16:00から講義開始です!
先生は、3時間以上も私たちに語りかけ続けて下さいました。
先生の息吹が、たった30名というプレミアムシートに座る
私たち一人一人に注ぎ込まれるようです。

冒頭、先生が選曲されたフォーレの『レクイエム』にのせて
この本の序章を私が朗読させて頂きました。
その神聖な音楽で登場された先生は、大きなキャンドルに火をともして下さり、その火は各テーブルにあるキャンドルに移されてゆきました。

あたかも神父さまのよう、です。
厳かな雰囲気から、先生は、写真のこと、地震のこと、
ガリレオが言った振り子の等持性のこと、原子のこと、
確率のこと、時計のこと。
そして、時間のことへ…
楽しい時間は、すぐに過ぎ。
退屈な時間は、めちゃくちゃ長い。
ー 時間って何なの?? ー
このご本を通して、先生のお話を聞いているうちに
一人一人の心に湧き上がってきたのは… 時間=生きる というような感覚でした。
時間は、実際には真にきっちり測ることもできないし、個々の感覚の中にあるものだし、誰の時間も代わりには使えないし、明日に取っておくこともできない。
ただ、自分のこの今の時間を、生きることができるのは自分だってことは確かです。
時間は過去から未来にのみ流れる。でも、生きられるのは過去でも未来でもない。
生きられるのは今だけ。過去からの記憶と未来への希望を持って、私たちは今を生きられる!
時間は、生きるってことと同じなのか。。。
私は、なんだかジーンとしました。キャンドルがゆらゆらっと揺れました。
厳かな雰囲気から、先生は、写真のこと、地震のこと、
ガリレオが言った振り子の等持性のこと、原子のこと、
確率のこと、時計のこと。
そして、時間のことへ…
楽しい時間は、すぐに過ぎ。
退屈な時間は、めちゃくちゃ長い。
ー 時間って何なの?? ー
このご本を通して、先生のお話を聞いているうちに
一人一人の心に湧き上がってきたのは… 時間=生きる というような感覚でした。
時間は、実際には真にきっちり測ることもできないし、個々の感覚の中にあるものだし、誰の時間も代わりには使えないし、明日に取っておくこともできない。
ただ、自分のこの今の時間を、生きることができるのは自分だってことは確かです。
時間は過去から未来にのみ流れる。でも、生きられるのは過去でも未来でもない。
生きられるのは今だけ。過去からの記憶と未来への希望を持って、私たちは今を生きられる!
時間は、生きるってことと同じなのか。。。
私は、なんだかジーンとしました。キャンドルがゆらゆらっと揺れました。

3時間を越える講義を終えて尚、皆さんが先生の机を囲みます。
質問の熱も、覚めることがなく…

最終的には、4時間ほど先生はお話を続けて下さいました。

これは、この日、先生が最後に書き残されたホワイトボード。
皆さんの質問にも優しいお声で一生懸命に答えて下さいました。
下のショットは途中のティブレイクの様子。

先生が大好きな、デメルのココスツィーゲルをご準備しました!
ウィーン時代に、よく召し上がっておられたそうです。
ウィーンのものと、日本のものは、包装の紙の質が違うそうで
日本のツィーゲルはきれいにむくのが難しいと微笑んでおられました。

桜月流の仲間、是近くんも、真剣に質問をしていました。
彼は、某有名大学の大学院で学んでいたので、
知の刺激がいっぱいあったようです。

離れ難い時間。
でも、とうとうお別れの時がきてしまいました。
本当に寂しかったなぁ。
皆さん、記念撮影もして頂いて…


そして、最後にこの本を編集された松澤隆さんもご一緒に
スタッフでパチリ!!

そして、先生は風のように去っていかれました…

☆本当に素晴らしい一日でした…☆
実は、あまりに感動の余韻があり過ぎて…。
このブログを書くのに、まる3日も空いてしまいました。
なんだか、夢みたいにふわふわで。
あの講義が現実のものとも思えぬような心持ちで。
すぐには、何も書くことができなかったのです。
でも、今日1/31は、佐治先生お誕生日で、
この『14歳のための時間論』の出版日。
だから、何とかこの時にあわせて、私もBlogにアップできるよう
今日、この日に思い出をかみしめながら書きました!

先生と撮って頂いた2ショットです!
私の憧れ、私の理想。
私も、先生のように生きたい!
私は佐治先生が大好き!
いつも、元気と勇気と希望をくださいます。
先生から、ほんの少しでも、
生き方や感じ方、考え方を受け継いで…
自分の今という時間を、先生みたいに気高く生きたい。
そして、私は桜月流美剱道という日本文化を
しっかりこの世に残したいです。
先生が、お話しして下さったお机は、
しばらくこのままにしておこうっと…。

佐治先生、本当に本当にありがとうございました!
世界一、贅沢な講義でした。
心から感謝申し上げます!!
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