2013年2月25日月曜日

秩父 長瀞へとわけ入って... 「夢流し」つつがなく終えることができました!

望月「夢流しの作法」。
昨夜、枕の下に敷いて眠った「宝舟絵図」を川に流します。
一門の者たちや知人、自分のものと一緒に
頼まれた絵図を一枚づつ流してゆきます。




鈴の音振りと歌。
「長き夜の遠ねぶりの
皆目覚め 波乗り舟の 音のよきかな ♫」




お月さまに照らされて...。
山川の姿が蒼い影を引いて浮かび上がっています。
渓流の水面にお神酒を注ぎ、
川の精霊さんにご挨拶します。
「夢流しの宝舟を、お受け流しくださいませ。」












「風に知るや
あかねの空から さ渡る 望月 ♫」
ここへ参りましたら、ビュービューと吹いていた風がはたとやみました。
氷点下の川辺、岩に立つ私の素足には、もう感覚がありませんでしたが、
でも、歌の間、夜であるのに向こう岸の鳥が呼応してくれました。
月の鳥であったのでしょうか。
今年の「夢流しの作法」、これにて満了!!
お月さまに感謝して、明朝、皆で山を降ります。
祖母が教えてくれた 祝夢を招くという鏡舟のおまじない。
皆さんにも、同じく よき夢がいっぱいやって来ますように。




お祈りします!!

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