2011年5月18日水曜日

みたらし団子を作った。あれは…イカか?


みたらし団子を作りました。
俳優で友人のSくんと、
みたらし団子の話が出て。

みたらし団子を作ろう!
と思い立ったのでした。

みたらし団子は
私の故郷である
京都/上七軒にも由来があるお団子。
秀吉が北野天満宮での大茶会を開いた時、
ある女性が差し出した団子があまりにも
美味しくて…そこに7軒のお茶屋を
出すことが特別に許された。
そのお団子が、みたらし団子だったのです。

もともとは、神饌です。
下鴨神社では、親王の女君が御仕えすることになっている斎王が、みそぎをする日に
特別な扇形の竹串にお団子をさしたものを神様に捧げていました。
その後、参拝の者たちにも分けられ…無病息災を祈る団子として、各家庭で焼いて食べたそうです。
これがみたらし団子の発祥です。

その後、斎王が禊ぎをする御手洗の池のまわりでは、土用の丑の日に、現在のようなみたらし団子が
売られるようになったとか。
その昔、後醍醐天皇が行幸された時には、その池からこんこんと湧く
わき水の水泡が、ブクっとひとつ。そして、ブクブクブクブクっと4つ続けて現れた…。
ということから、京都のみたらし団子は、小さな5つの団子が串に連なっています。
しかも、最初にひとつ、少し間をあけて4つと、並びます。
人型をかたどった形とも言われ、これを食べるとやはり健康でいられるのです。

だから、みたらし団子は神饌なのです!
祈りが込められているのです。

そんな彼との話から、私はずっとみたらし団子が気になっていたのでした!

さて、私のみたらし団子の出来なのですが。
そのタレは、最高の出来でありました!!!
京都のみたらしは、黒糖を入れます。

とにかく、美味しいタレに仕上がりました。
昆布だしに、砂糖類、水飴、濃い口醤油、そして、葛。
葛でとろっとさせます、片栗ではいけません。

しかし…、
しかし、団子が!!



上新粉から作る団子が。
蒸して、練って…その団子が。
丸まりません。

あれは、何だったのか。
あれは…イカです…。

























あれは、白いイカです。
それを見て、それを作っている自分が可笑しくて可笑しくて。
夜中にひとりで爆笑してしまいました。

AM1:00から
作り出して、
5:00に団子を
焼いて、
食べました。

一番左のを見て下さい。
これは、イカですね。
食感は完全にお餅です。
団子じゃなくて、お餅でした。

イカを作った後、
再挑戦したので
何とか丸い団子も
できました。

でも、これは、
現代的製法なので私としては、ちょっと満足できないのです。



右にあるのが、
イカ型みたらしです。

みたらしのタレは
超絶品です!

しかし、団子は
納得できません…。

団子じゃなくて
焼きもちみたい
なんですよね…。

練った搗き方の
問題だと思われます。

次回の挑戦記を楽しみにしていてください!

0 件のコメント:

コメントを投稿