先日、26日の講演でお聞きしたので…。
それを確かめたくて確かめたくて。
「これは、試さずにはいられない!」と、
たくさんの桜が咲く山へ出かけたのでした!
2日で3ヶ所の山を駆け巡りました。
そして、その花をたべる?
蜜をすう? というか、なめる実験をしてきました!!
私の実験は…。

まずは、茎を吸って、食べてみて。

花びらをちぎらせていただいてスクラップし、
星型のきれいな顎の芯を観察して…

チューチュー吸います!!
私が今日チューチューしたのは、
普賢象、うず桜、万里香、千里香、玖島桜、駿河台匂、
紅枝垂、帆立、楊貴妃、大手鞠、松前桜、御室有明、
有明、八重虎の尾、うすげ大島桜、しずか……etc.
崖をずるずるしながら、風に散る桜の花を拾い歩き、
ある時は、桜の神様に感謝して、一花摘ませて頂きます。
濃いピンクで内側の花びらが白い普賢象。可愛いらしい八重。
雌しべがひゅるっと象の鼻みたいって言うけど、
あれは絶対鼻には見えないって、昔から思っています。

普賢象は、芯と花の境がかすかに味がしただけ。
八重のうず桜はすこーしだけ甘くて…

濃いピンクで小ぶりな桜、
紅枝垂はわずかにほんのり、クマリンの味。
(クマリン=桜餅の葉っぱの味)

そして、
白く大輪の万里香は驚くほどにスーッとメンソール!!驚きの想定外!!

そして、さらに
駿河台匂いは、あきらかに桜の味です!!
甘い桜シロップですっ!!

これは鳥や昆虫が喜ぶ気がしました♡
もともと芳香のある山桜系だからなのかなぁ。
超美味しかったですよ!!
大手毬は、よくわからない…超うすうすのフルーティ。
仁和寺にある御室有明、濃い紫ピンクの松前桜も無味。
千里香も無味で…よくわからなかった…。
でも、白にふちがほんのり淡紅で美しい有明は、
グリーンハーブのようで、美味しい さわやか味でした!!

有明は千里香によく似ている品種なはずなのに、
なぜ、有明はハーブみたいな味がして
千里香は無味なんだろうなぁ…。
???
不思議なこと、わからないことだらけです!
可憐でほんのりピンクの福祿寿が、またまたの強いメンソールで、
静もスーッとしていました。
静=しずかは、私が大好きな里桜のひとつ。
天の川 × アマヤドリハーフとして生まれた一重で白く清楚な桜です。

この桜は、静御前にちなんだ桜だったと思いますが、
ちょっとはかなげなんです。
福禄寿は、真桜の仲間の品種だから、山桜群の子です。

今、調べてみたら、
万里香は出どこがハッキリしていない品種らしいけど、
すっごいメンソールだったから福禄寿と何やらお友達な子
なのかもしれません。
まだ、まだ桜はたくさんあるから、もっともっと
試してみたい! と、思う私なのでありました!
さて、私の勝手な考察です。
私の印象では、もともと芳香のある桜で、
一重とか花びらの少ない桜の方が、
味がたくさんする気がしました。
来年は、山桜や京都御所の枝垂桜みたいな
一重モノの桜があるうちに、なめてみたいと思います!!

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