2012年5月6日日曜日

美しきスーパームーン…「Mondnacht」

アイヒェンドルフの詩です。



「Mondnacht / 月の夜」

Es war, als hätt’ der Himmel
Die Erde still geküsst,
Dass sie im Blütenschimmer Von ihm nur träumen müsst.

Die Luft ging durch die Felder, Die Ähren wogten sacht,
Es rauschten leis die Wälder, So sternklar war die Nacht.

Und meine Seele spannte Weit ihre Flügel aus,
Flog durch die stillen Lande, Als flöge sie nach Haus.



それは......大空がひっそりと
大地に口づけてでもいるようだった
ほのかに明るんでいる花に埋もれて
大地が大空のことだけを夢みずにはいられないほど。

そよ風が野づらをわたり、やわらかに穂波が揺れ、
森がかすかな葉ずれの音をさせていた......
星があんなにも明るい夜だった。

そして、私の魂は ひろびろと翼を張って、
あたりの静寂の中を飛んでいった
わが家へ帰ってでもゆくように。

(訳:西野茂雄)


美しいなぁ。
お月さま…

今日の夕方のお月さまは、非現実的な輝きだった。

そのまま夜になると…
この物語詩みたいに…
おとぎ話神話のような
ロマンティックで霊的なお月さまを抱く夜になっていった。

不思議と今日は眠れない。
魅せられてるのかな。





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