2012年5月22日火曜日

√2の美について、教わってきました。

A4の紙の短い方の一辺の長さ分を折ります!




短い辺を1としたら、この斜めのラインは√2です!
だって、二等辺三角形の底辺は√2。
1:1:√2って算数に時間にやりましたよね。
で、この斜めに折れた√2のラインは、
A4の長い方の辺をとぴっちり合ってしまう!!




じゃじゃーん!!




ってことは、A4の紙は、1:√2という比率でできている!!
A3も、A2も、A1も。皆、この大きさの比率で出来ている!

きゃー♡すごいっ。

これが、日本人が大好きな√2の黄金比。
法隆寺の五重塔、活花の構図、仏像とか
日本人は1:√2(1.414)の黄金比が好きなんですって。
私のお世話になっている知人がプロデュースした
中京テレビの撮影ロケで、
佐治先生がおっしゃっていました!

それで、早速、自分でも折ってみたのです。

「本当だ!」

これは、約5:7の比率。

「直径が7の丸太から切り出される
正四角柱の断面の一辺の長さは5になる」のだそうです。








宮大工の人たちが、墨と糸でぴちっと引いていた線とも
関係があるとおっしゃっておられました。

ふーん。。。

だから、日本人は自然界なぞらえられた比率や形を美しいと
感じてきた者たちなんですね。
桜月流の剱舞の基本も「自然界のモノマネ」です。
自然界の美の模倣が、自然で無駄がなくてシンプルで美しいのだと
思っています。




それに、短歌5 7 5 7 7も、俳句5 7 5 も
五七の文化です。日本と五七。やっぱり美の寸法なんでしょうね。


これはに対し、西洋人が好きな黄金比というものがあります。
パルテノン神殿、モナリザ、ミロのヴィーナスなどは
約5:8の比率! ふむふむ。つまり、名刺のバランスですよね。
西洋の方が、ちょっと引き伸ばされ型の長方形。
日本は、西洋より、少し寸足らずなところが美の基本点なんでしょうね。









引用 http://www.cwo.zaq.ne.jp/bfaby300/math/fibona.html

0 件のコメント:

コメントを投稿