2011年9月21日水曜日

「秋茜(あきあかね)」が赤トンボのことだってご存知でしたか?

「秋茜」と書いて、「あきあかね」と読む…。
ご存知でしたか?
そして、その意味が「赤トンボ」のことだって…。
ご存知でしたか??

私は、全く知りませんでした。
日本人としてはずかしいですっ。

今日、書の会で華澄先生に教えていただきました。



全11名のクラスメート。あかねさん、友美ちゃんの二名を加え、
益々盛り上がる桜月 書の会(松風窓 江古田支部)なのです!

いつも、素敵な日本語や漢詩から選ばれた熟語が、お手本として出されます。
夏越、紺碧、春泥、東風…。季節感あふれる素敵な言葉を覚えるだけでも、
感激する会なのですが、月に一度、墨の香りに包まれて
その文字に没入する感覚がたまりません。
趣味ゆえに、この集中が楽しいのです。



漢字が終わると、かな文字を書きます。

「今来むといひしばかりに長月の」と、しるします。

その意味も、先生は教えてくださいます。
「通って来ない恋人の果たされぬ約束を哀しい思いで…寂しく月を見ている」
そのような情景のお歌です。



手前は、この会でトップの実力で走る丸ちゃん。
奥は、ニューフェイスで作曲家で大学院生の友美ちゃん。

友美ちゃんが、先日初演されたばかりの曲
「空書(マリンバと鼓のための曲)」のDVDを聞かせてくれたので、
雰囲気は加速して「空」の世界へ。
白に墨の一色、余白にある永遠感…全然そんな高みにはいけないのですが
今日は全員の理想が高まった一日でした。

雨だれと筆の音。静かな時間。華澄先生、今日もありがとうございました!

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