2011年9月23日金曜日

ずっと気になっていた ゲーテの「色彩論」!

色彩は光のはたらき。
この本の前書きにそう書いてあります。

ゲーテって、詩人でしょ!?
ファウストとか、若きウェルテルの悩みとか。

私は、源氏物語の世界などに出てくる「襲(かさ)ねの色目」が大好き。
平安時代の色の重ね方の名称です。
白に赤を重ねると桜色になりますよね。
ぞれを「桜がさね」と呼びました。
平安時代の装束を語るシーンにはよく登場する、色の名前です。
赤い縦糸と白い緯糸で織物を織っても桜色になりますよね?
これも、「桜がさね」です。

次回の舞台のイメージカラーや衣装のことで、
古い文献や色目の本を読んでいました。

すると、…。

ふと、ゲーテ名前が目に飛び込んで来たのです。
ゲーテが書いたという「色彩論」と書いてある。

詩?? 詩じゃないよね。「色彩論」です。論文?

気になって、ゲーテのことを調べてみると…
ゲーテは、「詩人であり、自然科学者」とあるではありませんか。
え!?

私は全く知らなくて。
即効、「色彩論」を取り寄せました!





気になる〜!!

見て下さい、これが、ゲーテが書いた基本の色の円環図です。




きゃーっ。
きれい、かっこいい、何だか素敵。




iPadで、色の円環図をみながら、私は本を読みはじめました。
今、まさに、読みはじめたところです。

うきうき、楽しみ。


光に最も近くにあるのは黄色。
闇に最も近い色彩は青。

色彩はというものは、あらゆる点で半ば光、
半ば陰影のようなものとみなすことができる。

そんなことが序文に書いてありますよ!
これから、読み進んでみます。



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