この本の前書きにそう書いてあります。
ゲーテって、詩人でしょ!?
ファウストとか、若きウェルテルの悩みとか。
私は、源氏物語の世界などに出てくる「襲(かさ)ねの色目」が大好き。
平安時代の色の重ね方の名称です。
白に赤を重ねると桜色になりますよね。
ぞれを「桜がさね」と呼びました。
平安時代の装束を語るシーンにはよく登場する、色の名前です。
赤い縦糸と白い緯糸で織物を織っても桜色になりますよね?
これも、「桜がさね」です。
次回の舞台のイメージカラーや衣装のことで、
古い文献や色目の本を読んでいました。
すると、…。
ふと、ゲーテ名前が目に飛び込んで来たのです。
ゲーテが書いたという「色彩論」と書いてある。
詩?? 詩じゃないよね。「色彩論」です。論文?
気になって、ゲーテのことを調べてみると…
ゲーテは、「詩人であり、自然科学者」とあるではありませんか。
え!?
私は全く知らなくて。
即効、「色彩論」を取り寄せました!

気になる〜!!
見て下さい、これが、ゲーテが書いた基本の色の円環図です。

きゃーっ。
きれい、かっこいい、何だか素敵。

iPadで、色の円環図をみながら、私は本を読みはじめました。
今、まさに、読みはじめたところです。
うきうき、楽しみ。
光に最も近くにあるのは黄色。
闇に最も近い色彩は青。
色彩はというものは、あらゆる点で半ば光、
半ば陰影のようなものとみなすことができる。
そんなことが序文に書いてありますよ!
これから、読み進んでみます。
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