
私が、はじめて
パッヘルベルのシャコンヌ( f moll )を
聞いたバースアビーのパイプオルガン。
歴史の中で、その熟成されたというか
音が本当に身体にとけ込んで来るような色彩で
天上から降りそそいできます。
私自身の最近の
剱舞の稽古は、室内においては
この曲でトレーニングを開始します。
心身が調います。
根源的な体内の呼吸に近いゆらぎのある曲なのでしょうか。
ここ1ヶ月は、誰の心にも心労があります。
深い呼吸が必要です。
というのも、本当に私のまわりも沢山の人々が寝込んでいます。
避難所の方々に比べたらそんなことは言っていられないのですが…
でも、誰の心もきっと傷ついていて、それを治癒していかなければ
ずっとその心持ちを引きずってしまします。
だから、自分にあった心身の調え方を考える時期なのかもしれません。
自分の心に添った音楽を探したり、桜の花を見に行ったり、剱舞をしたり…。
桜月流のレッスンも5月から開始します。
ゆっくりとした「桜の舞」などもお伝えします。
初心者の方々に、私がご教授するクラスもあります。
三春の滝桜、ほころびはじめましたね。
私だって、こんなに嬉しいのだから福島の方々が、どんな気持ちでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿