花咲く御世の春は来ぬらむ…
ヤマト歌を歌いながら舞いはじめると
鳥たちが集まってきます。
桜奉納にあがって、
鳥たちと共に歌っていると
自分が鳥の中に入ってしまって
一緒に飛んだり歌ったり舞ったり
しているような…そんな気持ちになります。
桜の園と呼ばれる
この地では、竪琴で春の歌を歌いました。
田んぼ、桜、空、風。
声が、山に跳ね返って
戻ってきます。
風が榊を揺らします。
桜も波打ちます。
そんな中で、歌わせて頂くのは
本当に幸せです。
滝桜にて、歌をご奉納させて頂いた時も
鳥たちがたくさんやってきてくれました。
祠には、コノハナサクヤヒメさまでしょうか、
桜の花の神様が祀られています。
5月初旬、今年最後の桜ツアーに出ます。
日本は、桜の国。
春の間中いっぱいの桜が楽しめます。
まだまだ、これからも山間部の桜たち、八重桜…
有名なナラヤエザクラもこれからです。
日本って、本当にいい国ですね。
ー神谷美保子ー


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