2012年2月8日水曜日

鏡文字・夢流しの「鏡の舟」

長き夜の遠眠りの皆目覚め
波乗り舟の音のよきかな
これは回文です。
上から読んでも下から読んでも…同じ文。
とても不思議な唱え言葉です。
これを両手で鏡文字で丸く書いて…
その中に舟がを一筆書きで鏡書きします。




これを旧暦の正月14日の晩に書いて、枕下に敷いて寝ます。
すると、悪い夢を全部この舟が持って行ってくれて、
次の新しい一年のために
新しいいい夢が入ってくるようにしてくれるのです。

翌正月十五日。
その鏡の舟の紙を流します。
海や清流、滝などでかけて流しに行きます。
それが出来なければ、燃やしたり、土に埋めたりします。
今年は、いわゆる満月前日に、鏡の舟を書くように
夢を見たので。少し遅らせて、今年の夢流しを。

松木君、昌志、一宮、相澤…
次々に、松風窓で鏡の舟を書いて帰ってゆきます。




例えば、こんな風に書きあがります。




昨夜、みんな、これを敷いて眠りましたので
今日、これを流しにゆきます!

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