小鳥さんのことは、いつも気になります。

小鳥たちがいつも元気で平和に歌っている間は
地球も安全だと私は考えています。
昨日、小笠原に二年も住んでいた友人が、父島・母島のことを
話してくれました。私はもう小笠原に惹かれて
すぐにでも飛んでゆきたいような気持ちになったのでした。

しかし、彼女は言うのです。
ここ十数年で…魚数も、白い砂浜も
とても少なくなってしまったと感じる…と。
世界遺産で守られても、いや、世界遺産になったからこそ
侵食される場合もあるのかもしれません。
残された全ての種と、人が共存して生きてゆきたい。
心からそう思います。
海の生き物たちもそうですが、
父島ではもう見られなくなってしまった鳥もいます。
「メグロ」です。
今は天然記念物、母島にしかいない「ハハジマメグロ」です。

絶滅危惧種です…。
私は特にスズメ目小鳥たちが大好きですから、
心臓がきゅーっと痛く哀しくなりました。
屋久島や石垣島でも アカヒゲが絶滅寸前です…。
アカヒゲって、名前はヘンテコだけど、すごく可愛らしい鳥です。

さて実は、サントリーさんが愛鳥活動の支援をしています。
今日は、その活動をご紹介したいと思います。
サントリー 愛鳥活動 http://www.suntory.co.jp/eco/birds/
スズメの章には、下記のような事が書かれています。
「人間にとっていちばん身近な、そのくせいちばん人間にいじめられてきたのが、スズメです。ヒトが鳥に近づくためには、野鳥の原点ともいえるスズメの警戒心をなくすことですが、スズメはまだ、ヒトを見ると逃げます。でもこれは日本のことで、ロンドンのハイド・パークやパリのモンマルトルなどでは、人を見ると近づいてきます。人はいつもポケットにパン屑やエサを持って与えています。日本のスズメがこうなるのはいつのことでしょう。」
日本のすずめさんのこと。
ぜひとも、皆さんで可愛がって参りましょう。
心の優しい、本当にいい子たちです。

この子がうちに来て2日目のことです。
私のベットの横の竹籠かばんの中で、この子は寝ていました。
ほとんど飛ぶことができなかったのですが、朝起きると
かばんの淵まで飛び上がっていました。
そして、私が目をあけた途端に鳴きはじめたのです。
びっくりして起きて、ご飯をあげました。
まだ、三時間に一度ご飯を食べたい幼児すずめでしたから
私もこの日から睡眠不足との戦いでした。
次の日も私が目を覚ますと突然鳴きはじめました。
次の次の日、私は起きる時、わざと目をつむっていました。
そして、そーっと目を開けました。すると、やはり、
目を開けた途端に鳴きはじめたのです!
まだ、ほんの子供なのに。
この子は、私が起きるまで待っていたのです。
なんて…可愛らしいのでしょう…。
その純粋な小鳥の心に、私は本当に本当に感動しました。
サントリーさんの記事に、こんな続きがあります。
「ドイツには、スズメに関するこんなエピソードがあります。
プロシアのフリードリヒ大王はサクランボが大好きでしたが、この実がスズメに食われるので、スズメ駆除の命令を出しました。しかしその結果、スズメがいなくなったかわりに害虫が大発生し、サクランボの樹までがやられてしまいました。」
大王は自らの非を悟り、鳥類の保護にあたったそうです。
この世には美しく可愛い鳥たちがたくさんいます!

ロビン(駒鳥)

ルリビタキ
せめて、今、残っている種の鳥や動物や魚や昆虫たちは
これからもずっと地球にいられるように。祈りたいです。
彼らと一緒に住まわせてもらっているから、
私たちは幸せでいられるんだと、私はそう思うんです。
鳥の声が聞こえない…そんな日が来たら。
地球全土が「Silent Spring」になってしまったら…
きっと人も生きてゆけない環境になっていると思います。
だから。
サントリーさん、鳥の活動してくださって
ありがとうございます!!
サントリー烏龍茶、大好きですっ♡

鳥のように。。。
0 件のコメント:
コメントを投稿